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このブログを訪ねて頂いている方は初心者のプログラマの方が多いと思います。 ところで皆さんはどんなテキストエディタをお使いでしょうか。
無料のエディタであれば TeraPad 、 EmEditor もしくは サクラエディタ などでしょうか。 私も20年ぐらい前ですが TeraPad などを使っていましたが、ある時、テキストファイルの編集中にプログラムが異常終了してテキストが飛んでしまったことがありました。
C言語か何かのソースを入力中でしたので、目の前真っ暗になりました。 無料のエディタですので、何が有っても使用者の責任なので仕方ないのですが...
その時にテキストエディタといえども、お金を少し出して安心できるソフトを使うべきだなと思いました。
そこで当時からプログラマの間では評判になっていた【秀丸エディタ】を使うことを決めました。
このエディタですが、いろいろ使い勝手が良くて、さらに動作が非常に速いのです。
以下は私が使っていての「おすすめポイント」です。 このほかにも各種機能が豊富で全ての機能を使っていませんが、とにかくテキストエディタの中ではこれ一択だと思います。
- 各種の文字コードに対応(テキストファイルのコード変換が簡単)
- ブロック(矩形領域)のコピー、削除ができる
- 文字列の検索に正規表現が使える
- grep検索ができる
- 複数のファイルをタブ表示できる
- ファイルをバイナリ表示できる
テキストエディタの 秀丸エディタ のほかにメールソフトの 秀丸メール や 秀丸ファイラー がパックされています。
■各種の文字コードに対応(テキストファイルのコード変換が簡単)
以下の文字コードに対応していますが、これぐらいあれば普通に問題無いと思います。
- 日本語(Shift-jis)
- 日本語(EUC)
- 日本語(JIS)
- Unicode(UTF16)
- Unicode(UTF16,Big-Endian)
- Unicode(UTF8)
- Unicode(UTF7)
- Unicode(UTF32)
- Unicode(UTF32,Big-Endian)
- その他
秀丸 ではテキストファイルを開く時に使用されている文字コードを自動で判定して読込みます。 自動判定がうまくいかない場合は、手動で文字コードを指定して再度読込を行います。
便利な使い方としては、一旦そのままの状態でテキストファイルを読込んでおいて、 文字コードのエンコードの種類を変更して、エディタに表示されているままで上書きすれば別の文字コードでテキストファイルを書込みます。
つまりテキストファイルの文字コード変換を、一旦エディタに読込んでテキスト内容を確認して、文字コードを変更したいコードにして変換登録となります。
■ブロック(矩形領域)のコピー、削除ができる
プログラムを組んでいるとテキストの矩形領域のコピーがほしい場合があります。 例えば、以下の図を見て下さい。 <li> タグのリストの中に下の方にある文字列の一覧を挿入する作業を行います。
カーソルの位置を文字列の先頭の位置に移動し [Ctrl] + [B] キーを押下(メニューの中の「BOX選択開始」を選択)し、 カーソルをコピーしたい場所まで移動します。 この時、右側の改行位置を超えてカーソルを移動すれば、改行のあるところまでの文字列をブロックと認識します。 以下の図は、ブロックを指定したところです。
ブロックの指定の最後で [Ctrl] + [C] キーを押下してコピーを取ります。 その後で、カーソルをコピーしたい位置に移動し [Ctrl] + [V] キーを押下(メニューの中の「BOX貼り付け」を選択)し、 コピーを終了します。
ブロックコピーは結構な頻度で使います。 VB.NET ではこの様なことが出来ないので 秀丸 に関数部分を抜き出してきて編集した後で VB.NET に戻すようなことをやっています。
■文字列の検索に正規表現が使える
Javascript や PHP などでも文字列チェックなどで用いられる正規表現ですが、 これを検索文字列として指定できます。(下図は検索文字列 [0-9] として数字の存在を指定)
■grep検索ができる
grep検索 とは指定フォルダの中の指定ファイルに検索指定文字列が存在することを検索し、 その検索文字列を含んだ行を全て抽出してくれます。(下図は検索文字列 [0-9] として数字の存在を指定)
下図は grep検索 の結果が別のタブで表示される様子です。
このタブウインドウの中のどれかの行でダブルクリックすると、該当するファイルがオープンし該当行にジャンプしてくれます。
この機能は結構便利で、関数名は分かっているがどのファイルで使用しているかを探したりすることに使っています。
■複数のファイルをタブ表示できる
テキストエディタでは当然の機能ですが、複数のファイルをタブで分けて表示できます。
■ファイルをバイナリ表示できる
これは特殊な用途ですが、バイナリ表示(HEX表示)を行いその中で編集を行った後でファイルを登録もできます。
下図はバイナリ表示させた例です。
以下のファイルのバイナリ表示です。
※メニューの操作について
最初にメニューの中の [その他] ⇒ [コマンド一覧] を選択すると [ファイル] メニューの下に特別なメニューが表示されます。 このメニューの [ファイル系] ⇒ [バイナリモード] を選択すると現在のファイルがバイナリモードになります。
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