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前回は「持続化給付金」の申請の「申請フォームその2(特例適用の選択・名義)」までを行いましたが、 今回は引き続きその後の入力を説明します。
このページは以下の様な画面です。各項目毎に順次説明します。
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弥生会計はおすすめです。■申請フォームその3(売上入力)
「売上入力」の画面です。この画面では、「2019年度の年間事業収入」「売上減少対象月」「対象月売上額」「前年度の対象月売上額」の値を入力します。
「年間事業収入(A)」は2019年度の年間の売上金額を入力します。
この金額は「確定申告書第一表」の「収入金額等」の一番上の「事業・営業等」の金額です。
「売上減少対象月」は2020年1月から前年同月比で事業収入が50%以上減少した月を選択します。
「月間事業収入(B)」は2020年の「対象月」の事業収入額を入力します。
「売上減少の対象月の前年度売上額」は2019年の「対象月」の事業収入額を入力します。
(これは50%以上減少しているかのチェックのため入力します。)
「給付額」は以下の計算式になります。「給付額」=「年間事業収入(A)」-「月間事業収入(B)」×12
(結果が100万円を超えている場合は100万円)
「年間事業収入(A)」から50%以上減少した月の売上の12倍を減算しますので、 50%以上の減少した月が複数ある場合は、金額の少ない月を対象にした方がいいと思います。
■申請フォームその3(口座情報入力)
「口座情報入力」の画面です。この画面では、「口座種別」「金融機関コード等」「口座番号」「口座名義」を入力します。
「口座種別」は「普通」か「当座」を選択します。
「金融機関コード等」は「金融機関を検索」ボタンをクリックし、最初に金融機関の選択を行い、その後その銀行の支店の選択を行います。
「口座番号」は7桁の半角数字で入力します。
「口座名義」は半角カナで入力します。半角カナですので「ガギグ」などの濁音は「ガギグ」と「゙」は別の1文字になります。
■申請フォームその3(口座情報添付)
「銀行の通帳の画像入力」の画面です。この画面では、「通帳の表紙」と「通帳の1ページ目の見開き」の画像それぞれ2個のアップロードを指示します。
(この画像では既にファイルを指定した後の様子です)
上の画面の中の「ファイルを選択」ボタンをクリックすると以下の様にファイルの選択画面が表示されますので、既にスキャナやカメラで取り込まれた画像ファイルを選択します。「通帳の表紙」と「通帳の1ページ目の見開き」の画像をそれぞれ指定し、「次へ」のボタンをクリックするといよいよ最後の各種書類の画像のアップロード指示の画となります。
■申請フォームその3(添付書類)
ここでいよいよ最後の各種の添付書類のアップロード指示を行います。
- 2019年の確定申告書第一表(青色又は白色)
- 2019年の所得税青色申告決算書又は収支報告書(1)
- 2019年の所得税青色申告決算書又は収支報告書(2)
- 2020年の対象月の売上台帳等
- 本人確認書類(1)
- 本人確認書類(2)
- 確定申告書に収受印の無い場合の証拠書類(納税証明書)
「確定申告書に収受印の無い場合の証拠書類」は確定申告書に収受印があれば必要のないものですが、 私は確定申告を郵送で行っており、その際、確定申告書の控えを外していますので、「納税証明書」を添付しました。
「納税証明書」は税務署に申請して発行してもらいますが、以下のページで説明してあります。
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその1(申請の準備): 納税証明書の交付請求について
上記の5もしくは6種類の画像ファイルを一つずつ「ファイルを選択」ボタンをクリックしてファイル選択画面から選択していきます。
もし選択したファイルが間違っていた場合は、再度「ファイルを選択」ボタンをクリックして同じように正しいファイルを選択します。
ここまでで、全ての選択が終わると申請の入力は一先ず終わりとなります。全ての選択が終わると以下の様な表示になります。
「確認画面へ」ボタンをクリックすると、次の画面である「確認画面」が表示されます。
「戻る」ボタンをクリックすると、前の画面である「売上入力画面」が表示されます。なお、画面は戻っても画像指示したものは残っている様です。
⇒申請フォームその3(売上入力) (このページ内の「売上入力」参照)
■確認画面(申請)
いよいよ申請する画面にやってきました。今まで入力してきた内容の確認画面が以下の様に表示されます。
この内容で問題無ければ、一番下の「申請」ボタンをクリックします。
もし、内容に間違いがある場合は「戻る」ボタンでその部分の画面まで戻って修正し、その後は順次処理を進めて、この確認画面まで戻ってきます。
一番下の「申請」ボタンをクリックすると、以下の確認のメッセージが出ますので、これで宜しければ「OK」ボタンをクリックします。
その後、画面は申請が終了したことをお知らせする画面となります。これで申請が終了したことになります。
申請が終わったことの通知がメールにも来ているはずですので、確認して下さい。
これで申請内容に問題があれば、メールで連絡が来る様です。そうなれば内容に従ってまた申請するのでしょうか。 結果が分かればまたここでお知らせしたいと思います。
ここでその後の結果発表ですが、特に連絡もなく申請10日後に指定口座に振り込みがありました。
申請後2週間以上は掛かるとの情報が在りましたが、この時期に申請件数も減ってきたのでしょうか、思いのほか早かったです。
これで何とか、一息つけそうです。私は昔のエプソン スキャナー「GT7700-U」を使っていますが、今まで故障せずに使っています。 エプソンの製品はおすすめです。
関連する記事
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその1(申請の準備)
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその2(申請)
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその3(申請・売上入力以降)
⇒「持続化給付金」の会計処理について
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以下の書類の画像ファイルが整ったので、申請を行います。
- 確定申告書第一表(1枚)
- 所得税青色申告決算書(2枚)
- 対象月の売上台帳等
- 通帳の写し
- 本人確認書類
- 納税証明書
「持続化給付金」の申請ページは以下のアドレスですので、ページに移行します。
⇒「持続化給付金」のトップページ(https://www.jizokuka-kyufu.jp/)
このページの「申請する」ボタンをクリックすることで「仮登録情報入力」画面に移行します。
順次以下の手順に従います。
私は10数年前から「弥生会計」を使っていますが、入力方法も簡単ですし、実績No.1のソフトですので、わからないこともすぐに解決します。
弥生会計はおすすめです。■仮登録情報入力画面
「仮登録情報入力画面」は以下の様に、「事業形態」が「法人」「個人事業者」と選択がありますので、当然「個人事業者」の方をクリックします。
「メールアドレス」「メールアドレス(確認)」は同じメールアドレスを入力します。 このメールアドレスに「本登録用」の URL が記載されたメールが届きます。
更に、「同意事項」を読んでから「全ての事項に同意します」にチェックを入れます。
全ての入力が終わったら「次へ」のボタンをクリックします。「次へ」のボタンをクリック後、以下の「仮登録内容確認画面」が表示されます。
この内容で良ければ「登録」ボタンをクリックします。表示内容に間違いがあれば「戻る」ボタンをクリックし、「仮登録情報入力画面」に戻ります。「登録」のボタンをクリック後、以下の「仮登録完了画面」が表示されます。
この画面が表示された後で、先ほど入力したメールアドレスに「仮登録完了メール」が送信されてきます。以下は送信されてきた「仮登録完了メール」を「Outlook」で開いたところです。
メール本文の「本登録URL」をクリックすると、次の項目の「申請マイページ・ログインID・パスワード設」画面が表示されます。■申請マイページ・ログインID・パスワード設定画面
「仮登録完了メール」の「本登録URL」をクリックすると以下の「申請マイページ・ログインID・パスワード設」画面が表示されます。
ここでは「ログインID」「パスワード」の入力を行います。
「パスワード」の要件は8文字以上で1個以上の英文字及び1個以上の数字でなければなりません。
「ログインID」には文字数の制限は無い様な感じですが、8文字以上の方がいいと思います。
ここで入力した「ログインID」「パスワード」で申請用の「マイページ」が作成されます。■申請フォームその1(宣誓・基本情報入力)
「マイページ」にログインすると以下の「申請フォーム」画面が表示されます。
ここからがいよいよ申請の開始です。 入力項目が非常に多いのですが、頑張って入力していきます。尚、個別の説明はこの画面を区切って説明します。
(下図をクリックすると大きい画面で表示します。)(1) 宣誓
持続化給付金の給付を受けるにあたって宣誓事項にチェックを行います。下図に示す全てのチェック項目にチェックを入れます。(赤線枠で囲った部分)
(2) 基本情報入力・屋号・雅号
事業形態は「個人事業者」と表示されますので、「屋号・雅号」(文字数は255文字まで)を入力します。
確定申告書の表示にある「屋号・雅号」をそのままでいいと思います。(3) 基本情報入力・申請者住所
申請者の住所を入力します。
「郵便番号」をハイフン無しの半角数字7桁で入力し、右側の「郵便番号から自動入力する」ボタンをクリックします。
クリック後、「都道府県」「市区町村」「番地」が表示されますので、情報が足りなければキー入力します。
(「番地」は「○番○号」は表示されないので、その部分を入力します)(4) 基本情報入力・書類送付先
書類送付先の住所を入力します。
「申請者住所」と同じであれば「住所コピー」ボタンをクリックします。(普通は「申請者住所」と「書類送付先」が同一が多いと思うので「コピー」でいけるでしょう)
クリック後、「申請者住所」の「郵便番号」「都道府県」「市区町村」「番地」がコピーされます。
もし、「申請者住所」と異なる場合は、「申請者住所」入力と同様に「郵便番号」以下全てを入力します。(5) 基本情報入力・業種(日本産業分類)など
業種分類、及び設立年月日を入力します。
業種分類は「大分類」「中分類」「小分類」を順次選択します。
「分類一覧を見る」ボタンをクリックすると以下のページが別ウインドウに表示されますので分類が確認できます。
⇒「日本標準産業分類」のページ(https://www.e-stat.go.jp/classifications/terms/10) が別ウインドウに表示されますので分類が確認できます。
設立年月日は「年」「月」「日」をそれぞれ選択します。(はっきりしない場合は近い日付で良いようです)設立年は最も古い年として1700年まであります。取敢えず、最長をカバーしている様です。
(6) 基本情報入力・代表者
代表者の情報を入力します。特に注意するところはありませんが、「代表者氏名(フリガナ)」は全角のカタカナで、「代表電話番号」はハイフン無しの半角数字で10桁、11桁で入力します。
全ての入力が終わったら「次へ」のボタンをクリックします。入力内容が問題無ければ「特例適用の選択・名義」画面(次の画面)が表示されます。
この時、入力に足りない個所などがあれば、以下の様にエラーが表示され次の画面には移りません。 エラー表示を見て、該当する部分を確認し入力します。■申請フォームその2(特例適用の選択・名義)
「特例適用の選択」と「名義の一致」を選択します。「特例適用の選択」は普通であれば一番上にチェックを入れます。 「確定申告書の名前と申請内容」「代表者氏名と口座名義」は私の場合「一致」していますので、それにチェックを入れました。
これでOKであれば、「次へ」のボタンをクリックしますと次の「売上入力・口座情報入力」画面に移ります。
「戻る」のボタンをクリックすると「宣誓・基本情報入力」画面に戻ります。 (それまで入力された内容は保持されていますので、安心して下さい)
※申請入力はまだまだ続きがありますが、投稿の準備ができ次第に行いたいと思います。
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関連する記事
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその1(申請の準備)
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその2(申請)
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその3(申請・売上入力以降)
⇒「持続化給付金」の会計処理について
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今年3月以降のコロナ禍で仕事が減ったり、無くなったりで収入が減った方も多いと思います。 かくいう私も個人事業主で仕事が全く無くなり収入が激減、「持続化給付金」を申請することになりました。
尚、この「持続化給付金」の対象要件は以下の通りです。(申請ページからの引用です)給付金の給付額は、100万円を超えない範囲で、2019年の年間事業収入から、対象月の月間事業収入に12を乗じて得た金額を差し引いたものとします。
※月間事業収入が、前年同月比50%以下となる月で任意で選択した月を【対象月】と呼びます。対象月は、2020年1月から12月までの間で、事業者が選択した月とします。
この「任意の月」ですが、今年の中で2019年より一番収入が減った月にすれば、給付金の最大値である100万円に近くなると思います。 給付額の計算式は以下の通りです。
■給付額の計算式
S:給付額(上限100万円)
A:2019年の年間事業収入
B:対象月の月間事業収入
S = A - B × 12
「持続化給付金」の申請ページは以下のアドレスですので、自分が対象となるかは確認をして下さい。
⇒「持続化給付金」のトップページ(https://www.jizokuka-kyufu.jp/)
私は「青色申告」の事業者なので「青色申告」に絞って説明していきます。
先ずは給付要件が満たしているとして、申請に必要な書類が以下の様に数種類ありますので、それを説明していきます
私は昔のエプソン スキャナー「GT7700-U」を使っていますが、今まで故障せずに使っています。 エプソンの製品はおすすめです。
■確定申告書第一表(1枚)
「確定申告書第一表(2019年分)」の控えの画像データが必要になります。 画像データのファイル形式は「PDF」「JPG」「PNG」の3種類です。 (ファイル形式は大文字で記していますが、小文字でも問題ありません。)
「確定申告書第一表」は以下の画像のものですが、手元にあるこれの複写の「控え」の書類です。
※ただし、「少なくとも、確定申告書別表一の控えには収受日付印が押されていること。」が必要らしい。
画像データと言っている時点で一般のひとにはハードルが高い気がしますが、 画像データを作る方法としては、スマートホンやデジタルカメラ等で撮影し、それをPCに取り込む方法と 、PCに接続されているスキャナで画像スキャンする方法があります。 (画像は数値がはっきり読み取れないとだめでしょうね)
■所得税青色申告決算書(2枚)
「所得税青色申告決算書(2019年分)」の控え(2枚)ですが1枚目は青色申告決算書の1ページ目(いわゆる表紙)ですね。
2枚目は「月別売上金額」を記載する2ページ目です。
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売上台帳として確認できる書類を用意するのですが、 対象となる売上月の【売上額】の【合計】を記載する必要があります。 尚、売上額が0円の場合は、【対象となる売上月】の売上額が【0円】であることを明確に記載します。
私は「弥生会計」を使っているので、「月次残高推移表(勘定科目別)」の「売上高」の月次表を PDF ファイルにしました。 (この月次表で審査が通るかは分かりませんが。)■通帳の写し
申請者名義の口座の通帳の写しが必要です。
銀行名・支店番号・支店名・口座種別・口座番号・名義人が確認できるような画像が必要です。
取敢えず、通帳のオモテ面と通帳を開いた1・2ページ目の両方の画像をスキャンして画像ファイルとしました。
■本人確認書類
本人確認書類は、以下のいずれかの写しを住所・氏名・顔写真がはっきりと判別できるものが必要です。
- (1)運転免許証(両面)(返納している場合は、運転経歴証明書で代替可能。)
- (2)個人番号カード(オモテ面のみ)
- (3)写真付きの住民基本台帳カード(オモテ面のみ)
- (4)在留カード、住民票の写し及びパスポート(顔写真の掲載されているページ)の両方、外国人登録証明書(在留の資格が特別永住者のものに限る。) (両面)
※(1)~(4)は申請する月で有効なものであり、記載されている住所が申請登録の住所と同じなものにかぎります。
尚、(1)~(4)が無ければ、以下の(5)および(6)のどちらかでもOKです。
- (5)住民票の写し及びパスポート(顔写真の掲載されているページ)の両方
- (6)住民票の写し及び各種健康保険証の両方
私は「運転免許証」を持っていますので、それの画像をスキャンしました。
ここまで用意して気が付いたのですが、「確定申告書第一表の控え」には「収受日付印」が無かったのです。
確定申告を郵送で行っていたので、控えの紙を外して税務署に送付していました。 以前は、控えもそのままにして確定申告書を送付したら、控えに「収受日付印」を押印された「控え」が返されてきていました。 返送されてきたなかには、「次回からは「控え」を外して送付する様に」とのお達しがありました。 (税務署も手間がかかるのでそうなのでしょう)
「確定申告書第一表の控え」には「収受日付印」が無い場合には、税務署の「納税証明書」を更に追加する必要があります。 全て資料が揃ったと思ったのですが、今度は税務署への「納税証明書」の交付申請が出てきました。 以下にその申請方法を説明します。
■納税証明書の交付請求について
税務署に行って「納税証明書」の交付を受けてもいいのですが、3密になるのも嫌なので、郵送で行うことにしました。
これについては、以下のページに詳しく載っています。
⇒「[手続名]納税証明書の交付請求手続」ページ(https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nozei-shomei/01.htm)
「納税証明書の交付請求を郵送で行う場合に送付するもの」は以下の通りです。
- (1)必要事項を記載した納税証明書交付請求書
- (2)手数料の金額に相当する収入印紙(納税証明書交付請求書の所定の場所へ貼ります)
- (3)所要の切手を貼った返信用封筒(書類1枚なので「長A3」封筒で「84円」貼付します)
- (4)本人確認書類(運転免許証、パスポート等のコピー)
- (5)番号確認書類(個人番号カード又は通知カード等のコピー)
取敢えず現在は「納税証明書の交付請求を郵送」までを終わったので、実際の申請作業の様子については、 「納税証明書」が届いてから報告します。
関連する記事
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその1(申請の準備)
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその2(申請)
⇒「持続化給付金」の申請を行ってみましたその3(申請・売上入力以降)
⇒「持続化給付金」の会計処理について
私は10数年前から「弥生会計」を使っていますが、入力方法も簡単ですし、実績No.1のソフトですので、わからないこともすぐに解決します。
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今回は PHPExcel_Chart で「Bar Chart:棒グラフ」が作成されているエクセルファイルを読み込み、 そのチャートが参照している系列データ部分を別のデータで書き変えを行う方法を説明します。
おおまかな手順は以下の様になります。- PHPExcel_IOFactory クラスの createReader メソッドで読込みオブジェクトを生成し、エクセルファイルの読込。 (この時 setIncludeCharts(TRUE) メソッドでチャートの存在を指定する)
- ワークシートの fromArray メソッドで系列データを設定。
- PHPExcel_IOFactory クラスの createWriter メソッドで書込みオブジェクトを生成し、エクセルファイルの書込。 (この時 setIncludeCharts(TRUE) メソッドでチャートの存在を指定する)
以下の記事のエクセルファイルを元にします。
⇒PHP PHPExcel_Chart ワークシート上にチャート(Bar Chart:棒グラフ)を作成する方法について
元となるエクセルファイル[test-g-2-1.xlsx]は以下の様になっています。■ワークシートにチャートが存在するエクセルファイル(テンプレート)の系列データ部分を変更し別のファイルとして登録
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // エクセルファイル読込オブジェクト $objReader = PHPExcel_IOFactory::createReader("Excel2007"); $objReader->setIncludeCharts(TRUE); // PHPExcelオブジェクト取得 $objPHPExcel = $objReader->load("test-g-2-1.xlsx"); // ワークシートオブジェクト取得 $objWorksheet = $objPHPExcel->getActiveSheet(); // チャート用テストデータ上書 $objWorksheet->fromArray( array( array( 22, 38, 19), array( 25, 49, 20), array( 31, 33, 25), array( 28, 44, 42), array( 40, 31, 13), ), NULL, 'B2' ); // エクセルファイル書込オブジェクト $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objPHPExcel, 'Excel2007'); $objWriter->setIncludeCharts(TRUE); // エクセルファイル書込 $objWriter->save('test-g-7-1.xlsx'); exit(); ?>出力されたエクセルファイル[test-g-7-1.xlsx]を見てみると以下の様になります。
チャートが参照している系列データを変更すれば、表示されるチャートのグラフは違ったものになります。
このことを利用すれば、テンプレートのエクセルファイルとしてチャート含んだものを登録しておき、 データ部だけを変えるだけで異なるエクセルファイルを出力することができます。
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今回は先ず2個のチャート上にそれぞれ「Pie Chart:円グラフ」「Donut Chart:ドーナツグラフ」のグラフを作成し、 その後で「Radar Chart:レーダーチャート」作成します。
■2個のチャート上にそれぞれ「Pie Chart:円グラフ」「Donut Chart:ドーナツグラフ」のグラフを作成
「Pie Chart:円グラフ」「Donut Chart:ドーナツグラフ」は共に系列データ等の指定方法は同じで、表示される図形が円かドーナツかの違いがあるだけです。
系列データとして設定できるのは1種類のデータの系列のみになります。 以下のテストデータを例にとると、縦方向には「商品1」の「2016~2020の1列のデータ」が対象となります。 同一チャート上に「商品1」及び「商品2」のグラフを「棒グラフ」等の様に同時には表示できません。// チャート用テストデータ生成 $objWorksheet->fromArray( array( array('売上', '商品1', '商品2', '商品3'), array( 2016, 12, 18, 15), array( 2017, 15, 19, 10), array( 2018, 21, 23, 20), array( 2019, 18, 14, 12), array( 2020, 20, 21, 23), ) );以前は PHPExcel_Chart_PlotArea クラス生成で先頭の引数には「NULL」を指定していましたが、 円グラフの各要素の値を表示するために PHPExcel_Chart_Layout クラスのオブジェクトを生成し、 指定します。
PHPExcel_Chart_Layout クラスの setShowVal メソッドで値表示を指定し setShowPercent メソッドでパーセント表記の指定をします。 (結果、値とパーセントの二つとも表示されます)
実際のソースは以下の様になります。
(「Pie Chart:円グラフ」は「商品1」を「Donut Chart:ドーナツグラフ」は「商品2」を対象とします。)<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objPHPExcel = new PHPExcel(); // ワークシートオブジェクト取得 $objWorksheet = $objPHPExcel->getActiveSheet(); // チャート用テストデータ生成 $objWorksheet->fromArray( array( array('売上', '商品1', '商品2', '商品3'), array( 2016, 12, 18, 15), array( 2017, 15, 19, 10), array( 2018, 21, 23, 20), array( 2019, 18, 14, 12), array( 2020, 20, 21, 23), ) ); //===================== // Pie Chart //===================== // 系列ラベルの指定 $arrDataSeriesLabels1 = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$B$1', NULL, 1), //商品1 ); // X軸ラベルの指定 $arrCategorysDataSeries1 = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$A$2:$A$6', NULL, 5), //2016 to 2020 ); // 描画データの指定 $arrDataSeriesValues1 = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('Number', 'Worksheet!$B$2:$B$6', NULL, 5), //商品1 ); // チャート・データシリーズの生成 $objSeries1 = new PHPExcel_Chart_DataSeries( PHPExcel_Chart_DataSeries::TYPE_PIECHART, // plotType NULL, // plotGrouping (円グラフはグループ指定必要無し) range(0, count($arrDataSeriesValues1) - 1), // plotOrder $arrDataSeriesLabels1, // plotLabel $arrCategorysDataSeries1, // plotCategory $arrDataSeriesValues1 // plotValues ); // 円グラフ用のレイアウト設定 $objLayout1 = new PHPExcel_Chart_Layout(); $objLayout1->setShowVal(TRUE); $objLayout1->setShowPercent(TRUE); // プロットエリアにチャート・データシリーズに設定 $objPlotArea1 = new PHPExcel_Chart_PlotArea($objLayout1, array($objSeries1)); // レジェンド生成 $objLegend1 = new PHPExcel_Chart_Legend(PHPExcel_Chart_Legend::POSITION_TOPRIGHT, NULL, false); // チャート・タイトル生成 $objTitle1 = new PHPExcel_Chart_Title('Pie Chart:商品1'); // チャート生成 $objChart1 = new PHPExcel_Chart( 'chart1', // name $objTitle1, // title $objLegend1, // legend $objPlotArea1, // plotArea TRUE, // plotVisibleOnly 0, // displayBlanksAs NULL, // xAxisLabel NULL // yAxisLabel ); // ワークシート内のチャート位置設定 $objChart1->setTopLeftPosition('A8'); // 左上 $objChart1->setBottomRightPosition('G20'); // 右下 // ワークシートにチャート追加 $objWorksheet->addChart($objChart1); //===================== // Donut Chart //===================== // 系列ラベルの指定 $arrDataSeriesLabels2 = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$C$2', NULL, 1), //商品2 ); // X軸ラベルの指定 $arrCategorysDataSeries2 = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$A$2:$A$6', NULL, 5), //2016 to 2020 ); // 描画データの指定 $arrDataSeriesValues2 = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('Number', 'Worksheet!$C$2:$C$6', NULL, 5), //商品2 ); // チャート・データシリーズの生成 $objSeries2 = new PHPExcel_Chart_DataSeries( PHPExcel_Chart_DataSeries::TYPE_DONUTCHART, // plotType NULL, // plotGrouping (ドーナツグラフはグループ指定必要無し) range(0, count($arrDataSeriesValues2) - 1), // plotOrder $arrDataSeriesLabels2, // plotLabel $arrCategorysDataSeries2, // plotCategory $arrDataSeriesValues2 // plotValues ); // ドーナツグラフ用のレイアウト設定 $objLayout2 = new PHPExcel_Chart_Layout(); $objLayout2->setShowVal(TRUE); $objLayout2->setShowPercent(TRUE); // プロットエリアにチャート・データシリーズに設定 $objPlotArea2 = new PHPExcel_Chart_PlotArea($objLayout2, array($objSeries2)); // レジェンド生成 $objLegend2 = new PHPExcel_Chart_Legend(PHPExcel_Chart_Legend::POSITION_TOPRIGHT, NULL, false); // チャート・タイトル生成 $objTitle2 = new PHPExcel_Chart_Title('Donut Chart:商品2'); // チャート生成 $objChart2 = new PHPExcel_Chart( 'chart2', // name $objTitle2, // title $objLegend2, // legend $objPlotArea2, // plotArea TRUE, // plotVisibleOnly 0, // displayBlanksAs NULL, // xAxisLabel NULL // yAxisLabel ); // ワークシート内のチャート位置設定 $objChart2->setTopLeftPosition('H8'); // 左上 $objChart2->setBottomRightPosition('N20'); // 右下 // ワークシートにチャート追加 $objWorksheet->addChart($objChart2); // [test-g-6-1.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objPHPExcel, "Excel2007"); $objWriter->setIncludeCharts(TRUE); $objWriter->save('test-g-6-1.xlsx'); exit(); ?>出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。
■「Radar Chart:レーダーチャート」のグラフを作成
「Radar Chart:レーダーチャート」のグラフを作成してみます。
「Radar Chart:レーダーチャート」とは折れ線グラフの線を環状に繋げたイメージです。
「系列ラベル」「X軸ラベル」「系列(描画)データ」は各参照系列ごと対応するものを同じ個数設定します。
実際のソースは以下の様になります。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objPHPExcel = new PHPExcel(); // ワークシートオブジェクト取得 $objWorksheet = $objPHPExcel->getActiveSheet(); // チャート用テストデータ生成 $objWorksheet->fromArray( array( array('売上', '商品1', '商品2', '商品3'), array( 2016, 12, 18, 15), array( 2017, 15, 19, 10), array( 2018, 21, 23, 20), array( 2019, 18, 14, 12), array( 2020, 20, 21, 23), ) ); // 系列ラベルの指定 $arrDataSeriesLabels = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$B$1', NULL, 1), //商品1 new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$C$1', NULL, 1), //商品2 new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$D$1', NULL, 1), //商品3 ); // X軸ラベルの指定 $arrCategorysDataSeries = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$A$2:$A$6', NULL, 5), //2016 to 2020 new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$A$2:$A$6', NULL, 5), //2016 to 2020 new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('String', 'Worksheet!$A$2:$A$6', NULL, 5), //2016 to 2020 ); // 描画データの指定 $arrDataSeriesValues = array( new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('Number', 'Worksheet!$B$2:$B$6', NULL, 5), //商品1 new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('Number', 'Worksheet!$C$2:$C$6', NULL, 5), //商品2 new PHPExcel_Chart_DataSeriesValues('Number', 'Worksheet!$D$2:$D$6', NULL, 5), //商品3 ); // チャート・データシリーズの生成 $objSeries = new PHPExcel_Chart_DataSeries( PHPExcel_Chart_DataSeries::TYPE_RADARCHART, // plotType NULL, // plotGrouping (レーダーチャートはグループ指定必要無し) range(0, count($arrDataSeriesValues) - 1), // plotOrder $arrDataSeriesLabels, // plotLabel $arrCategorysDataSeries, // plotCategory $arrDataSeriesValues, // plotValues NULL, // plotDirection NULL, // smooth line PHPExcel_Chart_DataSeries::STYLE_MARKER // plotStyle ); // プロットエリアにチャート・データシリーズに設定 $objPlotArea = new PHPExcel_Chart_PlotArea(NULL, array($objSeries)); // レジェンド生成 $objLegend = new PHPExcel_Chart_Legend(PHPExcel_Chart_Legend::POSITION_TOPRIGHT, NULL, false); // チャート・タイトル生成 $objTitle = new PHPExcel_Chart_Title('Radar Chart'); // チャート生成 $objChart = new PHPExcel_Chart( 'chart1', // name $objTitle, // title $objLegend, // legend $objPlotArea, // plotArea TRUE, // plotVisibleOnly 0, // displayBlanksAs NULL, // xAxisLabel NULL // yAxisLabel ); // ワークシート内のチャート位置設定 $objChart->setTopLeftPosition('A8'); // 左上 $objChart->setBottomRightPosition('F20'); // 右下 // ワークシートにチャート追加 $objWorksheet->addChart($objChart); // [test-g-6-2.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objPHPExcel, "Excel2007"); $objWriter->setIncludeCharts(TRUE); $objWriter->save('test-g-6-2.xlsx'); ?>出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。