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今回は HTML5 で用意されている canvas を使って図形を描画する方法について説明します。
この canvas は以前の様に Flash や Java を使わずに JavaScript で図形を描画することができます。
canvas の使い方ですが、以下の様に順を追って説明します。■canvasを使う準備
以下の様に HTML ソースの中に canvas タグを定義します。 タグIDは取敢えず canvas とし width height で領域の大きさを設定します。
その後 javascript で canvas にアクセスする為に canvas オブジェクトを取得します。 さらに canvas オブジェクトからグラフィック用コンテキストオブジェクトを取得します。
コンテキストオブジェクトの中のメソッドを使って各種の描画を行います。<canvas id="canvas" width="200" height="200" ></canvas> ... <script type="text/javascript"> ... var canvas = $("#canvas"); //canvasオブジェクトを取得 var ctx = canvas[0].getContext("2d"); //コンテキストオブジェクトを取得 //"2d":2次元グラフィック ... </script>■直線の描画
直線の描画を行う為のコンテキストオブジェクトのメソッドは以下のものがあります。
メソッド 書式 説明 beginPath beginPath() 線処理の開始指定 moveTo moveTo(x, y)
x:点の x (水平) 座標
y:点の y (鉛直) 座標点の移動 lineTo lineTo(x, y)
x:線の終点の x 座標
y:線の終点の y 座標現在の点と指定された座標で直線を描画
(この線は実際には描画されません)closePath closePath() beginPathで始めたパスを最後に閉じる
(閉じた図形が描画される)stroke stroke() 現在まで蓄積された描画情報で実際に描画する 直線の例として以下のソースを示します。 closePath の部分がコメントになっていますが、 このまま実行すると、ソースの下の実際のボタンの「Line」の処理となり、 コメントを解除すると三角形を描画する「Triangle」の処理となります。
<html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>test ajax</title> <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.2.1.min.js"></script> <script type="text/javascript"> //Line関数 function drawLine() { var canvas = $("#canvas"); var ctx = canvas[0].getContext("2d"); //パス開始 ctx.beginPath(); //パス始点の座標 ctx.moveTo( 10, 10); //線の終点の座標 ctx.lineTo(190,190); //引き続いて線の終点の座標 ctx.lineTo( 10,190); //パス終了 //ctx.closePath(); //パスの輪郭の描画 ctx.stroke(); return false; } </script> </head> <body> <h2>test canvas</h2> <canvas id="canvas" width="200" height="200" ></canvas> <br /> <button onclick="drawLine();">Line</button> </body> </html>
「Line」をクリックすると2本の線が「Triangle」をクリックすると三角形の線が描画されます。
■四角形の描画
四角形の描画を行う為のコンテキストオブジェクトのメソッド・プロパティは以下のものがあります。
メソッド・
プロパティ書式 説明 strokeStyle strokeStyle = color
color:cssで用いる色指示枠線の色指定 strokeRect strokeRect(x, y, width, height)
x:四角形の左上の x (水平) 座標
y:四角形の左上の y (鉛直) 座標
width:四角形の横幅
height:四角形の高さ四角形の描画
線の色は直前のstrokeStyleで指定されたものfillStyle fillStyle = color
color:cssで用いる色指示塗りつぶしの色指定 fillRect fillRect(x, y, width, height)
x:四角形の左上の x (水平) 座標
y:四角形の左上の y (鉛直) 座標
width:四角形の横幅
height:四角形の高さ四角形の描画し内部を塗りつぶす
塗りつぶす色は直前のfillStyleで指定されたものclearRect clearRect(x, y, width, height)
x:四角形の左上の x (水平) 座標
y:四角形の左上の y (鉛直) 座標
width:四角形の横幅
height:四角形の高さ四角形の領域をクリアする 四角形の例として以下のソースを示します。
strokeStyle で線の色を設定し strokeRect で四角い枠を描画します。
fillStyle で塗りつぶす色を設定し fillRect で四角い領域を塗りつぶします。
最後に clearRect で四角い領域をクリアします。<html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>test ajax</title> <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.2.1.min.js"></script> <script type="text/javascript"> //Rect関数 function drawRect() { var canvas = $("#canvas"); var ctx = canvas[0].getContext("2d"); //[strokeRect]用色指定 ctx.strokeStyle = "red"; //四角形・枠のみ描画 ctx.strokeRect( 10, 10, 180, 180); //[fillRect]用色指定 ctx.fillStyle = "green"; //四角形・全体を塗りつぶす ctx.fillRect( 50, 50, 100, 100); //四角形・全体をクリア ctx.clearRect( 75, 75, 50, 50); return false; } </script> </head> <body> <h2>test canvas</h2> <canvas id="canvas" width="200" height="200" ></canvas> <br /> <button onclick="drawRect();">Rectangle</button> </body> </html>
「Rectangle」をクリックすると3種類の四角形が描画されます。
■円の描画
円の描画を行う為のコンテキストオブジェクトのメソッド・プロパティは以下のものがあります。
メソッド・
プロパティ書式 説明 arc arc(x, y, radius, startAngle, endAngle [, anticlockwise])
x:円の中心の x (水平) 座標
y:円の中心の y (鉛直) 座標
radius:円の半径
startAngle:円の開始角度(ラジアン:πの値で指定)
endAngle:円の終了角度(ラジアン:πの値で指定)
anticlockwise:trueで時計回り、falseで反時計回りの描画円の描画 <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>test ajax</title> <script src="https://code.jquery.com/jquery-3.2.1.min.js"></script> <script type="text/javascript"> //Circle関数 function drawCircle() { var canvas = $("#canvas"); var ctx = canvas[0].getContext("2d"); //[strokeRect]用色指定 ctx.strokeStyle = "red"; //[fillRect]用色指定 ctx.fillStyle = "yellow"; //線の幅は3px ctx.lineWidth = 3; //パス開始 ctx.beginPath(); //円描画:中心(100, 100)で半径50pxの円 ctx.arc(100, 100, 50, 0, 2 * Math.PI); //パス終了 ctx.closePath(); //塗りつぶす ctx.fill(); //パスの輪郭の描画 ctx.stroke(); return false; } </script> </head> <body> <h2>test canvas</h2> <canvas id="canvas" width="200" height="200" ></canvas> <br /> <button onclick="drawCircle();">Circle</button> </body> </html>
「Circle」をクリックすると円が描画されます。
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コレクションクラスの List を For Each 等で要素の削除を行いたい場合があります。 List の要素の削除ぐらい簡単だと思っていたのですが、上手くいかなかった方法と、解決方法について記します。
- 簡単に考えていた List からの要素の削除(Remove)
- 解決方法その1・List を配列の様に扱い最後尾から削除(RemoveAt)
- 解決方法その2・ToArray メソッドと For Each による削除(Remove)
■簡単に考えていた List からの要素の削除(Remove)
List を For Each で要素を順次取得し、その要素値で削除してみました。
以下のソースを見て下さい。Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Listの生成(初期化) Dim list As New List(Of Integer) From {0, 1, 10, 100, 1, 1000, 1, 10000} ' 列挙中に削除する Console.WriteLine("=== Remove ===") For Each i As Integer In list Console.WriteLine("要素値「{0}」の表示", i) If i = 1 Then ' 要素値「1」が削除対象 Console.WriteLine("要素値「{0}」の削除", i) list.Remove(i) End If Next End Sub実行結果がコンソールには以下様に表示されます。
2番目の要素「1」は削除されたのですが、その直後 Next のところで System.InvalidOperationException のエラーが発生してしまいます。 For Each で要素を順次取得中に List の内容を変更したため内部的に位置がずれ、エラーが発生した様です。=== Remove === 要素値「0」の表示 要素値「1」の表示 要素値「1」の削除
■解決方法その1・List を配列の様に扱い最後尾から削除(RemoveAt)
上記の方法では先頭から削除処理を行ったので内部的にずれが発生しエラーとなったので、 今度は最後尾から削除すれば行けるのではないかと以下のソースの様に変更しました。
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Listの生成(初期化) Dim list As New List(Of Integer) From {0, 1, 10, 100, 1, 1000, 1, 10000} ' 列挙中に削除する Console.WriteLine("=== Remove ===") Dim nVal As Integer Dim i As Integer For i = list.Count - 1 To 0 Step -1 nVal = list.Item(i) Console.Write("{0}番目に取得したListの要素:{1}", i, nVal) If nVal = 1 Then '要素値「1」の削除(Index指定) list.RemoveAt(i) Console.Write("...削除", i) End If Console.WriteLine("") Next Console.WriteLine("=== 削除後 ===") i = 0 For Each nVal In list Console.WriteLine("{0}番目に取得したListの要素:{1}", i, nVal) i += 1 Next End Sub結果は以下の通りです。最後尾から順次、値が「1」のものが削除され、最後に一覧してみると値が「1」の要素は確かに削除されています。
=== Remove === 7番目に取得したListの要素:10000 6番目に取得したListの要素:1...削除 5番目に取得したListの要素:1000 4番目に取得したListの要素:1...削除 3番目に取得したListの要素:100 2番目に取得したListの要素:10 1番目に取得したListの要素:1...削除 0番目に取得したListの要素:0 === 削除後 === 0番目に取得したListの要素:0 1番目に取得したListの要素:10 2番目に取得したListの要素:100 3番目に取得したListの要素:1000 4番目に取得したListの要素:10000
■解決方法その2・ToArray メソッドと For Each による削除(Remove)
今度は For Each を使うのですが、最初の失敗した方法では無く List を ToArray メソッドにより配列として取得する方法を使います。 ToArray メソッドは List を別の配列として生成し、その配列から順次その要素を取得することになります。
直接 List にアクセスするのではなく、一旦別の配列にしてそれにアクセスするので当初の様にエラーが発生しません。Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Listの生成(初期化) Dim list As New List(Of Integer) From {0, 1, 10, 100, 1, 1000, 1, 10000} ' 列挙中に削除する Console.WriteLine("=== Remove ===") Dim nVal As Integer Dim i As Integer For Each nVal In list.ToArray Console.Write("{0}番目に取得したListの要素:{1}", i, nVal) If nVal = 1 Then '要素値「1」の削除 list.Remove(nVal) Console.Write("...削除", i) End If Console.WriteLine("") Next Console.WriteLine("=== 削除後 ===") i = 0 For Each nVal In list Console.WriteLine("{0}番目に取得したListの要素:{1}", i, nVal) i += 1 Next End Sub結果は以下の通りです。先頭から順次、値が「1」のものを削除します。 最後に一覧してみると値が「1」の要素は確かに削除されています。
=== Remove === 0番目に取得したListの要素:0 0番目に取得したListの要素:1...削除 0番目に取得したListの要素:10 0番目に取得したListの要素:100 0番目に取得したListの要素:1...削除 0番目に取得したListの要素:1000 0番目に取得したListの要素:1...削除 0番目に取得したListの要素:10000 === 削除後 === 0番目に取得したListの要素:0 1番目に取得したListの要素:10 2番目に取得したListの要素:100 3番目に取得したListの要素:1000 4番目に取得したListの要素:10000
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⇒配列の使い方の注意点について(コピー, Clone)
⇒配列の範囲指定によるコピー(Array.Copy, Skip, Take)
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テキストボックスは各種のデータ入力に使いますが、その入力データのエラーチェックを行うことが普通です。
エラーチェックの方法はいろいろありますが、例えばテキストボックス毎にエラーチェックを行ったり、 登録処理などのタイミングで入力項目を一括でエラーチェックを行い、エラーが在った項目の背景色を変えたりすることなどがあります。
今回は、テキストボックスに個別にエラー処理を行った場合にフォーカス移動させたい場合の方法について説明したいと思います。■単純にテキストボックスでエラー処理を行う(「Leave」イベント)
先ずフォーム上に1個のテキストボックスと、2個のボタンを張り付けます。 (以下の図参照) 1個のボタンは btnTest の名前でテキストボックスに入力された文字列を表示します。 もう1個のボタンは btnClose の名前で自分のフォームを閉じる様にします。
処理のソースは以下の通りです。テキストボックスのデータのエラー処理を Leave イベントの中で行っています。
数値チェック標準関数の IsNumeric を使って、エラーの場合にはメッセージを表示し、再度フォーカスをテキストボックスに設定しています。 尚、データをより細かくチェックする場合は自分でチェック処理を用意する必要があります。Public Class frmTextBoxExit '「Leave」イベントで個別の入力チェック Private Sub TextBox1_Leave(sender As Object, e As EventArgs) Handles TextBox1.Leave Dim str As String = Trim(Me.TextBox1.Text) '数値チェック If IsNumeric(str) = False Then MsgBox("数字のみ入力して下さい!") Me.TextBox1.Focus() End If End Sub '「Close」ボタンクリックで自分のウインドウを閉じる Private Sub btnClose_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnClose.Click Me.Close() End Sub '「Test」ボタンクリックで入力値を表示する Private Sub btnTest_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnTest.Click Dim str As String = Trim(Me.TextBox1.Text) MsgBox("入力文字列:" & str, , "Test Button") End Sub End Classテキストボックスに数字「123」を入力し「Test」ボタンをクリックすると以下の表示になります。
さらにテキストボックスに数字ではない文字「qq」を入力すると、「Test」「Close」ボタンのどちらをクリックしても以下の表示になります。
ウインドウを閉じようとして「Close」ボタンをクリックしても、ボタンクリックイベントは発生しません。
これは、「Close」ボタンをクリックで一旦フォーカスがボタンに移動するのですが、 その後発生するテキストボックスの「Leave」イベントが走ってフォーカスが強制的に、テキストボックスに戻されてしまうからです。
これでは、このままの状態ではフォームは閉じなくなります。 (テキストボックスの入力を数字にすれば閉じます。また、ウインドウの右上の「×」をクリックすれば閉じますが)
■「Leave」イベントのエラー処理を強制的に抜け出る方法
「Leave」イベントのエラー処理の中では、フォーム上のアクティブなコントロールは、テキストボックスではなく既に「Close」ボタンの方に移っています。 フォーム上のアクティブなコントロールは ActiveControl プロパティに持っています。 このプロパティはフォーム上のアクティブなコントロールの情報を持っています。(と言うかデータ型がControlです)
このプロパティからコントロールの名前を取得し、「btnClose」であればエラー処理をスキップする様にします。
以下に修正したソースを示します。Public Class frmTextBoxExit '「Leave」イベントで個別の入力チェック Private Sub TextBox1_Leave(sender As Object, e As EventArgs) Handles TextBox1.Leave '「アクティブなControl」が「Close」ボタン?? If Me.ActiveControl.Name = "btnClose" Then Exit Sub End If Dim str As String = Trim(Me.TextBox1.Text) '数値チェック If IsNumeric(str) = False Then MsgBox("数字のみ入力して下さい!") Me.TextBox1.Focus() End If End Sub '「Close」ボタンクリックで自分のウインドウを閉じる Private Sub btnClose_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnClose.Click Me.Close() End Sub '「Test」ボタンクリックで入力値を表示する Private Sub btnTest_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnTest.Click Dim str As String = Trim(Me.TextBox1.Text) MsgBox("入力文字列:" & str, , "Test Button") End Sub End Classこのソースで実行すると、テキストボックスに数字ではない文字を入力しても、「Close」ボタンのクリックでウインドウが閉じます。
■フォーム上の入力データのエラー処理の考察
上記の様にテキストボックスの個別のエラー処理をスキップするには ActiveControl の名前などを確認すればできることが分かりましたが、 他にボタンなどがあれば、それぞれをチェックする必要があります。
尚、他にテキストボックスが在って、それぞれにエラーチェック処理が在る場合は、 それぞれで ActiveControl でボタンの場合エラー処理をスキップする必要があります。
また、フォームの入力データのチェックには一括で行う方法もあります。
「登録」などのボタンを設置して、フォームの入力データを全て取得して、 登録処理等を行うのが一般的だと思いますので、 そのクリックイベントで各入力データ毎に全てのチェック処理を行います。
各データの中でエラーが在ったコントロールにはその証拠となる様に、 背景色などを変更し見た目でエラーが在ったことを表示した方が良いと思います。 (フォーカスは最初にエラーを発見したコントロールに移動すべきです)
最後に、強制的にフォームを閉じる「Close」ボタン等があれば、 フォーム上のデータを1個でも修正したことがあればその旨を表示し 「修正した個所がありますが、フォームを閉じても宜しいでしょうか?」 などのメッセージで聞くことも必要かと思います。関連する記事
⇒テキストボックス拡張クラスにプロパティを追加する方法
⇒フォーム上のコントロールで[Enter]キー押下で次のコントロールにフォーカス移動する
⇒フォーム上のコントロールのイベント処理の一括関連付け:[AddHandler,DirectCast]
⇒コントロールの同じイベント処理に複数の関連付けをテスト:[AddHandler,DirectCast]
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コレクションクラスの Dictionary は内部的にキー(Keys)と要素(Values)を別々のコレクションとして持っているので、 それぞれ個別に配列に変換ができます。
■Dictionary のキー・要素から配列及び List への変換(ToArray, ToList)
Dictionary のキー(Keys)及び要素(Values)はコレクションとして保持されていて、 そのコレクションとして以下の様なメソッドがあります。
メソッド or
プロパティ書式 説明 ToArray ToArray() As T()
戻り値:
コレクションの内容をそのデータ型の一次元配列を返すコレクションの内容を配列として返す ToList ToList() As List(Of T)
戻り値:
コレクションの内容を List コレクションとして返すコレクションの内容をList コレクションとして返す Count Count As Integer (これはプロパティ) コレクションに存在する要素の数を取得します CopyTo CopyTo(array() As T, index As Integer)
array:コレクションから要素がコピーされる 1次元の System.Array
index:コピーの開始位置で、array 内の 0 から始まるインデックス
例外:ArgumentOutOfRangeException
index が 0 未満
例外:ArgumentException
コレクションの要素数が index からコピー先の array の
末尾までに格納できる数を超えていますコレクション全体を互換性のある1次元の指定したインデックスから配列にコピーします
以下のソースを見て下さい。ToArray, ToList の例を記します。
配列からの要素取得は通常の For で直接要素を指標で指定し、 List の場合には For Each で順次要素を取得します。Private Sub btnList_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnList.Click Dim i As Integer = 0 ' Dictionaryの生成(初期化) Dim dic As New Dictionary(Of String, String) From _ {{"USA", "America"}, {"CHN", "China"}, {"JPN", "Japan"}} ' Values(要素の値)を配列へ変換 Dim arrVal() As String Console.WriteLine("=== Values : ToArray ===") arrVal = dic.Values.ToArray() For i = 0 To UBound(arrVal) Console.WriteLine("arrVal({0})の要素:{1}", i, arrVal(i)) Next ' Values(要素の値)を配列へのコピー Console.WriteLine("=== Values : ToList ===") Dim listV As List(Of String) = dic.Values.ToList i = 0 For Each Str As String In listV Console.WriteLine("{0}番目の要素:{1}", i, Str) i += 1 Next ' Keys(キーの値)を配列へ変換 Dim arrKey() As String Console.WriteLine("=== Keys : ToArray ===") arrKey = dic.Keys.ToArray For i = 0 To UBound(arrKey) Console.WriteLine("arrKey({0})の要素:{1}", i, arrKey(i)) Next ' Keys(キーの値)を配列へのコピー Console.WriteLine("=== Keys : ToList ===") Dim listK As List(Of String) = dic.Keys.ToList i = 0 For Each Str As String In listV Console.WriteLine("{0}番目の要素:{1}", i, Str) i += 1 Next End Sub実行結果がコンソールには以下様に表示されます。
=== Values : ToArray === arrVal(0)の要素:America arrVal(1)の要素:China arrVal(2)の要素:Japan === Values : ToList === 0番目の要素:America 1番目の要素:China 2番目の要素:Japan === Keys : ToArray === arrKey(0)の要素:USA arrKey(1)の要素:CHN arrKey(2)の要素:JPN === Keys : ToList === 0番目の要素:USA 1番目の要素:CHN 2番目の要素:JPN
■Dictionary のメソッド CopyTo について
CopyTo メソッドは指定した配列のインデックスからコレクションをコピーします。
以下の例では、最初のディクショナリを ToArray により配列に変換後、2番目のディクショナリをその配列の直後にコピーしています。 コピーする前に配列の要素数を拡張しています。Private Sub btnList_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnList.Click Dim i As Integer = 0 ' Dictionaryの生成(初期化) Dim dic As New Dictionary(Of String, String) From _ {{"USA", "America"}, {"CHN", "China"}, {"JPN", "Japan"}} Dim dic2 As New Dictionary(Of String, String) From _ {{"FRA", "France"}, {"IRL", "Ireland"}, {"THA", "Thailand"}, {"BTN", "Bhutan"}} ' Values(要素の値)を配列へ変換 Dim arrVal() As String Console.WriteLine("=== Values : ToArray ===") arrVal = dic.Values.ToArray() For i = 0 To UBound(arrVal) Console.WriteLine("arrVal({0})の要素:{1}", i, arrVal(i)) Next ' Values(要素の値)を配列へのコピー Console.WriteLine("=== Values : CopyTo ===") Dim idxMax As Integer = UBound(arrVal) ReDim Preserve arrVal(idxMax + dic2.Values.Count) dic2.Values.CopyTo(arrVal, idxMax + 1) For i = 0 To UBound(arrVal) Console.WriteLine("arrVal({0})の要素:{1}", i, arrVal(i)) Next ' Keys(要素の値)を配列へ変換 Dim arrKey() As String Console.WriteLine("=== Keys : ToArray ===") arrKey = dic.Keys.ToArray For i = 0 To UBound(arrKey) Console.WriteLine("arrKey({0})の要素:{1}", i, arrKey(i)) Next ' Values(要素の値)を配列へのコピー Console.WriteLine("=== Keys : CopyTo ===") idxMax = UBound(arrKey) ReDim Preserve arrKey(idxMax + dic2.Keys.Count) dic2.Keys.CopyTo(arrKey, idxMax + 1) For i = 0 To UBound(arrKey) Console.WriteLine("arrKey({0})の要素:{1}", i, arrKey(i)) Next End Sub結果は以下の通りです。
=== Values : ToArray === arrVal(0)の要素:America arrVal(1)の要素:China arrVal(2)の要素:Japan === Values : CopyTo === arrVal(0)の要素:America arrVal(1)の要素:China arrVal(2)の要素:Japan arrVal(3)の要素:France arrVal(4)の要素:Ireland arrVal(5)の要素:Thailand arrVal(6)の要素:Bhutan === Keys : ToArray === arrKey(0)の要素:USA arrKey(1)の要素:CHN arrKey(2)の要素:JPN === Keys : CopyTo === arrKey(0)の要素:USA arrKey(1)の要素:CHN arrKey(2)の要素:JPN arrKey(3)の要素:FRA arrKey(4)の要素:IRL arrKey(5)の要素:THA arrKey(6)の要素:BTN
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コレクションクラスの中に Dictionary がありますが、以前の記事の List とは異なり、各要素にキー(索引)を持ちます。 そのキーを用いて要素にアクセスする連想配列の様なものです。 Dictionary クラスの定義は以下の様になっています。
■Dictionaryの宣言 Public Class Dictionary(Of TKey, TValue) 概要: キーと値のコレクションを表します。 型パラメーター: TKey : ディクショナリ内のキーの型。 TValue: ディクショナリ内の値の型。
それでは Dictionary の使い方について順を追って説明したいと思います。■簡単な Dictionary の宣言と使い方
以下のソースを見て下さい。
最初に Dictionary を生成し Add メソッドで新しく要素をキーと共に、3個追加します。 その後、追加したキーで要素を取得します。 尚、キーの指定で追加していないキーでの要素の取得を試みます。 (最後の取得でエラーが発生するはずです)Public Class frmDictionary Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Dictionaryの生成 Dim dic As New Dictionary(Of String, String) ' 要素の追加 dic.Add("A", "America") dic.Add("C", "China") dic.Add("J", "Japan") ' 要素の取得(KEY="A") Console.WriteLine("KEY:{0} のDictionaryの要素:{1}", "A", dic.Item("A")) ' 要素の取得(KEY="J") Console.WriteLine("KEY:{0} のDictionaryの要素:{1}", "J", dic.Item("J")) ' 要素に存在しないKEYの指定 Console.WriteLine("KEY:{0} のDictionaryの要素:{1}", "X", dic.Item("X")) End Sub End Class実行結果としてコンソールには以下様に表示されますが、最後の取得で下図の様にエラーが発生します。
KEY:A のDictionaryの要素:America KEY:J のDictionaryの要素:Japan
■Dictionary の繰り返し処理は For Each で行う
上記のソースでは Dictionary の要素を Item プロパティで取得しましたが、 For Each 文を使えば Dictionary の要素を順次取得できます。 そこで上記のソースを以下の様に変更し実行してみます。
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Dictionaryの生成 Dim dic As New Dictionary(Of String, String) ' 要素の追加 dic.Add("A", "America") dic.Add("C", "China") dic.Add("J", "Japan") ' For Each での順次処理 For Each item In dic ' 要素 Console.WriteLine("KEY:{0} のDictionaryの要素:{1}", item.Key, item.Value) Next End Sub結果は以下の様になります。ここで For Each の item 変数なのですが、これは KeyValuePair 型になります。 これ自身は Structure なのでそのプロパティにアクセスしてキー(Key)と値(Value)を取得します。
KEY:A のDictionaryの要素:America KEY:C のDictionaryの要素:China KEY:J のDictionaryの要素:Japan
ここで KeyValuePair 型についてですが、VBでの内部では以下の様に宣言されています。
■KeyValuePairの宣言(一般的な宣言) Public Structure KeyValuePair(Of TKey, TValue)
この宣言は一般的なものであり、それぞれの Dictionary によって TKey、TValue の部分のデータ型が変わります。
■今回の例のKeyValuePairの宣言について Public Structure KeyValuePair(Of String, String)
依って、上記のソースの9行目は厳格に宣言するのであれば以下の様にします。
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Dictionaryの生成 Dim dic As New Dictionary(Of String, String) ' 要素の追加 dic.Add("A", "America") dic.Add("C", "China") dic.Add("J", "Japan") ' For Each での順次処理 For Each item As KeyValuePair(Of String, String) In dic ' 要素 Console.WriteLine("KEY:{0} のDictionaryの要素:{1}", item.Key, item.Value) Next End Sub
尚 Dictionary にはキー及び値のみのコレクションを持っていますので、それぞれを別々に For Each 処理できます。Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Dictionaryの生成 Dim dic As New Dictionary(Of String, String) ' 要素の追加 dic.Add("A", "America") dic.Add("C", "China") dic.Add("J", "Japan") ' For Each でのキーの順次処理 For Each strKey As String In dic.Keys ' 要素 Console.WriteLine("KEY:{0}", strKey) Next ' For Each での値の順次処理 For Each strVal As String In dic.Values ' 要素 Console.WriteLine("Dictionaryの要素:{0}", strVal) Next End Sub結果は以下の様になります。
KEY:A KEY:C KEY:J Dictionaryの要素:America Dictionaryの要素:China Dictionaryの要素:Japan
■Dictionary の初期化
Dictionary の生成とで一緒に初期化ができます。 生成の宣言の後に、From で繋ぎ {}(中括弧) で要素を ,(カンマ) で区切って記述します。 要素は { キー , 値 } の様に「キー」「値」をセットにします。
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Dictionaryの生成 Dim dic As New Dictionary(Of String, String) From _ {{"A", "America"}, {"C", "China"}, {"J", "Japan"}} ' For Each での順次処理 For Each item In dic ' 要素 Console.WriteLine("KEY:{0} のDictionaryの要素:{1}", item.Key, item.Value) Next End Sub実行結果は以下の通りです。
KEY:A のDictionaryの要素:America KEY:C のDictionaryの要素:China KEY:J のDictionaryの要素:Japan
■Dictionary の各メソッド・プロパティ等について
メソッド or
プロパティ書式 説明 Add Add(key As TKey, value As TValue)
key:追加する要素のキー
value:追加する要素の値(参照型の場合、null の値を使用可)指定したキーと値をディクショナリに追加します Clear Clear() Dictionary(Of TKey, TValue) から
すべてのキーと値を削除しますContainsKey ContainsKey(key As TKey) As Boolean
(プロパティ)
key:Dictionary(Of TKey, TValue) 内で検索されるキー
戻り値:
指定したキーを持つ要素が Dictionary(Of TKey, TValue) に
存在する場合は true,それ以外は false指定したキーが Dictionary(Of TKey, TValue)
での存在を確認しますCount Count As Integer (これはプロパティ) Dictionary(Of T) に存在する要素の数を取得します Item Item(key As TKey) As TValue (プロパティ)
key:取得または設定する値のキー
戻り値:
指定したキーに関連付けられている値
指定したキーが見つからなかった場合
get 操作は KeyNotFoundException をスロー
set 操作は指定したキーを持つ新しい要素を作成
例外:ArgumentNullException
index が 0 未満,または Dictionary(Of T).Count 以上
例外:KeyNotFoundException
プロパティが取得されたが,コレクション内に key が存在無し指定したキーに関連付けられている値を
取得または設定しますKeys Keys As Dictionary(Of TKey, TValue).KeyCollection
(プロパティ)
戻り値:
Dictionary(Of TKey, TValue) 内のキーを
格納しているDictionary(Of TKey, TValue).KeyCollectionDictionary(Of TKey, TValue) 内のキーを
格納しているコレクションを取得しますValues Values As Dictionary(Of TKey, TValue).ValueCollection
(プロパティ)
戻り値:
Dictionary(Of TKey, TValue) 内の値を
格納しているDictionary(Of TKey, TValue).KeyCollectionDictionary(Of TKey, TValue) 内の値を
格納しているコレクションを取得しますRemove Remove(key As TKey) As Boolean
key:削除する要素のキー
戻り値:
要素が見つかり、正常に削除された場合は true,
それ以外の場合は false
key が Dictionary(Of TKey, TValue) に存在しない場合,false指定したキーを持つ値を Dictionary(Of TKey, TValue) から削除します
上記のメソッド等を順を追って説明します。- Clear と ContainsKey と Count について
- IndexOf コレクション要素のインデックスの検索
- Insert 指定したインデックスの位置に要素を挿入
- Remove RemoveAt RemoveRange 要素の削除
■Clear と ContainsKey と Count について
先ず Dictionary を生成しDictionaryの件数を Count プロパティで取得し、その後 Clear で Dictionary の要素を全て削除します。 尚、 ContainsKey プロパティで Clear 前後でキーの存在確認を行います。
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click ' Dictionaryの生成 Dim dic As New Dictionary(Of String, String) From _ {{"A", "America"}, {"C", "China"}, {"J", "Japan"}} ' Dictionaryの件数 Console.WriteLine("Dictionaryの件数:{0}", dic.Count) ' ContainsKey確認 Dim key As String = "J" Console.WriteLine("キー[{0}]の存在確認:{1}", key, dic.ContainsKey(key)) ' Clear Console.WriteLine("=== Clear ===") dic.Clear() Console.WriteLine("Dictionaryの件数:{0}", dic.Count) ' ContainsKey確認 Console.WriteLine("キー[{0}]の存在確認:{1}", key, dic.ContainsKey(key)) End Sub実行結果は以下の通りです。また Clear 後は件数が「0」になります。
Dictionaryの件数:3 キー[J]の存在確認:True === Clear === Dictionaryの件数:0 キー[J]の存在確認:False
■IndexOf コレクション要素のインデックスの検索
先ず Dictionary を生成しその要素の値指定でインデックスを IndexOf 関数で取得します。
その後、検索開始インデックスを指定する IndexOf での例を以下に示します。Private Sub btnDictionary_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnDictionary.Click Dim i As Integer = 0 ' Dictionaryの生成(初期化) 0 1 2 3 4 5 6 7 Dim list As New Dictionary(Of Integer) From {1, 10, 100, 1000, 10000, 2, 20, 200} ' IndexOf(item As T) Console.WriteLine("=== IndexOf(item As T) ===") i = list.IndexOf(1000) Console.WriteLine("itemが「{0}」のインデックス:{1}", 1000, i) i = list.IndexOf(1500) Console.WriteLine("itemが「{0}」のインデックス:{1}", 1500, i) ' IndexOf(item As T, index As Integer) Console.WriteLine("=== IndexOf(item As T, index As Integer) ===") i = list.IndexOf(20, 4) Console.WriteLine("itemが「{0}」をインデックス「{1}」から検索した結果のインデックス:{2}", 20, 4, i) i = list.IndexOf(1000, 4) Console.WriteLine("itemが「{0}」をインデックス「{1}」から検索した結果のインデックス:{2}", 1000, 4, i) End Sub実行結果は以下の通りです。
要素の値指定のみの IndexOf では先頭から検索する為「1000」の値の場合はインデックス「3」が返り、 「1500」の値の場合は Dictionary の要素に存在しないので「-1」が返ります。
検索開始インデックスを指定する IndexOf では開始インデックスを「4」とし、検索要素値「20」の場合は「6」が返り、 検索要素値「1000」の場合はインデックスを「4」以降には値が存在しないので「-1」が返ります。=== IndexOf(item As T) === itemが「1000」のインデックス:3 itemが「1500」のインデックス:-1 === IndexOf(item As T, index As Integer) === itemが「20」をインデックス「4」から検索した結果のインデックス:6 itemが「1000」をインデックス「4」から検索した結果のインデックス:-1
■Insert 指定したインデックスの位置に要素を挿入
先ず Dictionary を生成しインデックス「5」の位置に「300」を挿入します。
その後、存在しないインデックス「10」の位置に挿入処理を行いエラーが発生することを確認します。Private Sub btnDictionary_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnDictionary.Click Dim i As Integer = 0 ' Dictionaryの生成(初期化) Dim list As New Dictionary(Of Integer) From {1, 10, 100, 1000, 10000, 2, 20, 200} ' Insert(index As Integer, item As T) Console.WriteLine("=== Insert(index As Integer, item As T) ===") list.Insert(5, 300) 'インデックス「5」の位置に「300」を挿入 i = 0 For Each nVal As Integer In list Console.WriteLine("{0}番目に取得したDictionaryの要素:{1}", i, nVal) i += 1 '指標+1 Next Try ' エラーが必ず発生 list.Insert(10, 900) 'インデックス「10」の位置に「900」を挿入 Catch ex As Exception Console.WriteLine("Insertエラー:{0}", ex.Message) End Try End Sub実行結果は以下の通りです。
インデックス「5」の位置に「300」が挿入され、それ以降は順次繰り下がったことがわかります。
また、インデックス「10」の位置での挿入処理はエラーが返されています。=== Insert(index As Integer, item As T) === 0番目に取得したDictionaryの要素:1 1番目に取得したDictionaryの要素:10 2番目に取得したDictionaryの要素:100 3番目に取得したDictionaryの要素:1000 4番目に取得したDictionaryの要素:10000 5番目に取得したDictionaryの要素:300 6番目に取得したDictionaryの要素:2 7番目に取得したDictionaryの要素:20 8番目に取得したDictionaryの要素:200 Insertエラー:インデックスは一覧の範囲内になければなりません。 パラメーター名:index
■Remove RemoveAt RemoveRange 要素の削除
先ず Dictionary を生成し Remove で値が「300」の要素を削除します。2回行うことで異なる結果が返ってくるはずです。 その後 RemoveAt でインデックス「5」の位置を削除処理を行い一覧確認します。 さらに存在しないインデックス「10」の位置を削除処理し、エラー発生を確認します。
その後 RemoveRange でインデックス「3」の位置から「2」個の要素を削除処理を行い一覧確認します。 さらにインデックス「3」の位置から存在しない個数の「5」で削除処理し、エラー発生を確認します。Private Sub btnDictionary_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnDictionary.Click Dim i As Integer = 0 ' Dictionaryの生成(初期化) Dim list As New Dictionary(Of Integer) From {1, 10, 100, 1000, 10000, 300, 2, 20, 200} Dim blnRet As Boolean ' Remove(item As T) Console.WriteLine("=== Remove(item As T) ===") blnRet = list.Remove(300) Console.WriteLine("itemが「{0}」削除:{1}", 300, blnRet) blnRet = list.Remove(300) Console.WriteLine("itemが「{0}」削除:{1}", 300, blnRet) ' RemoveAt(index As Integer) Console.WriteLine("=== RemoveAt(index As Integer) ===") list.RemoveAt(5) Console.WriteLine("インデックス「{0}」の要素を削除", 5) i = 0 For Each nVal As Integer In list Console.WriteLine("{0}番目に取得したDictionaryの要素:{1}", i, nVal) i += 1 '指標+1 Next Try ' エラーが必ず発生 list.RemoveAt(10) 'インデックス「10」の位置の要素削除 Catch ex As Exception Console.WriteLine("RemoveAtエラー:{0}", ex.Message) End Try ' RemoveRange(index As Integer, count As Integer) Console.WriteLine("=== RemoveRange(index As Integer, count As Integer) ===") list.RemoveRange(3, 2) Console.WriteLine("インデックス「{0}」から「{1}」個の要素を削除", 3, 2) i = 0 For Each nVal As Integer In list Console.WriteLine("{0}番目に取得したDictionaryの要素:{1}", i, nVal) i += 1 '指標+1 Next Try ' エラーが必ず発生 list.RemoveRange(3, 5) Catch ex As Exception Console.WriteLine("RemoveRangeエラー:{0}", ex.Message) End Try End Sub実行結果は以下の通りです。
=== Remove(item As T) === itemが「300」削除:True itemが「300」削除:False === RemoveAt(index As Integer) === インデックス「5」の要素を削除 0番目に取得したDictionaryの要素:1 1番目に取得したDictionaryの要素:10 2番目に取得したDictionaryの要素:100 3番目に取得したDictionaryの要素:1000 4番目に取得したDictionaryの要素:10000 5番目に取得したDictionaryの要素:20 6番目に取得したDictionaryの要素:200 RemoveAtエラー:インデックスが範囲を超えています。負でない値で、コレクションのサイズよりも小さくなければなりません。 パラメーター名:index === RemoveRange(index As Integer, count As Integer) === インデックス「5」から「2」個の要素を削除 0番目に取得したDictionaryの要素:1 1番目に取得したDictionaryの要素:10 2番目に取得したDictionaryの要素:100 3番目に取得したDictionaryの要素:20 4番目に取得したDictionaryの要素:200 RemoveRangeエラー:配列のオフセットおよび長さが範囲を超えているか、カウンターがソース コレクションのインデックスから最後までの要素の数より大きい値です。
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