[2020/06/02] PHP PHPExcel エクセルのワークシートのセルへ漢字(全角文字)の設定について (No.185)
[2020/06/02] PHP PHPExcel エクセルのワークシートの紙の大きさやページ設定について (No.184)
[2020/06/01] PHP PHPExcel エクセルのワークシートのセルへのアクセスについて (No.183)
[2020/05/29] PHP PHPExcel エクセルのワークシートの処理について (No.182)
[2020/05/28] PHP エクセルファイル出力の方法について(PHPExcel) (No.181)
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今回は PHPExcel で行う「ワークシート」の 「セル」への漢字(全角文字)の設定 について説明したいと思います。
■ワークシートの「セル」への漢字(全角文字)の設定の簡単なプログラム(エラー発生)
ワークシートの setCellValue() メソッドで全角文字列を指定すれば問題無いであろうとも思って、以下の様なソースを実行しました。
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // ワークシートオブジェクト $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'あいうえお漢字全角ABCDE'); // [test5-1.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test5-1.xlsx'); exit(); ?>
しかし、実際のエクセルファイル[test5-1.xlsx]を開くと以下の様な表示になります。 全角文字列がうまく反映していない様です。
■エラー発生したソースの文字コードの確認
上記のソースの文字コードを確認したら Shift-JIS コードになっていました。 これを UTF-8 に変更しプログラムを実行後、エクセルファイル(「test5-2.xlsx」としました)を開いてみると正しく文字が設定されました。
■ワークシートのデフォルトスタイルを使用したフォント設定
ワークシートの全てのセルに同じスタイルを設定したい場合に、デフォルトスタイルを設定します。
ワークシートのデフォルトスタイルを取得し(getDefaultStyle()メソッド)、 さらにそのスタイルからフォントオブジェクト取得します(getFont()メソッド)。
フォントオブジェクトの setName() メソッドでフォント名を設定し、 setSize() メソッドでフォントサイズを設定します。
セルの縦位置の設定には、デフォルトスタイルからアライメントオブジェクトを取得し setVertical() メソッドでセルの縦方向の設定をします。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // ワークシートオブジェクト $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // デフォルトスタイルオブジェクト取得 $objDefaultStyle = $objSheet->getDefaultStyle(); // フォントオブジェクト取得 $objFont = $objDefaultStyle->getFont(); // フォント名設定 $objFont->setName('MS Pゴシック'); // フォントサイズ設定 $objFont->setSize(12); // アライメントオブジェクトでセルの縦方向の設定 $objDefaultStyle->getAlignment()->setVertical(PHPExcel_Style_Alignment::VERTICAL_CENTER); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'あいうえお漢字全角ABCDE'); // [A2]セルに[A1]と同じ文字列設定 $objSheet->setCellValue('A2', 'あいうえお漢字全角ABCDE'); // [A3]セルに数値設定 $objSheet->setCellValue('A3', '123456789'); // [test5-3.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test5-3.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。
これは余談ですが、上記のソースでオブジェクトを変数で受けて処理していますが、以下の様に一気に書いてしまっても問題はありません。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // ワークシートオブジェクト $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // フォント名設定 $objSheet->getDefaultStyle()->getFont()->setName('MS Pゴシック'); // フォントサイズ設定 $objSheet->getDefaultStyle()->getFont()->setSize(12); // アライメントオブジェクトでセルの縦方向の設定 $objSheet->getDefaultStyle()->getAlignment()->setVertical(PHPExcel_Style_Alignment::VERTICAL_CENTER); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'あいうえお漢字全角ABCDE'); // [A2]セルに[A1]と同じ文字列設定 $objSheet->setCellValue('A2', 'あいうえお漢字全角ABCDE'); // [A3]セルに数値設定 $objSheet->setCellValue('A3', '123456789'); // [test5-3.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test5-3.xlsx'); exit(); ?>
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今回は PHPExcel で行う「ワークシート」の「紙の大きさ」や「ページ設定」について説明したいと思います。
■ワークシートの紙の方向と大きさの設定
紙の方向と大きさの設定は、ワークシートの PageSetup オブジェクトの setOrientation() , setPaperSize() メソッドを使用して行うことができます。
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // ワークシートオブジェクト $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // PageSetupオブジェクト $objPageSetup = $objSheet->getPageSetup(); // 紙の向き設定[ランドスケープ:横向き] $objPageSetup()->setOrientation(PHPExcel_Worksheet_PageSetup::ORIENTATION_LANDSCAPE); // 紙の大きさ設定[A4] $objPageSetup()->setPaperSize(PHPExcel_Worksheet_PageSetup::PAPERSIZE_A4); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'ABCDEFG'); // [test4-1.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test4-1.xlsx'); exit(); ?>
setOrientation() の引数は以下の様に定義されています。
const ORIENTATION_DEFAULT = 'default'; // デフォルト const ORIENTATION_LANDSCAPE = 'landscape'; // ランドスケープ:横向き const ORIENTATION_PORTRAIT = 'portrait'; // ポートレート :縦向き
紙の向きの設定は「ORIENTATION_LANDSCAPE」、「ORIENTATION_PORTRAIT」のどちらかに必ず設定した方がいいと思います。 私の所では「ORIENTATION_DEFAULT」にして保存した場合に、エクセルで開いてみたら、「ポートレート」になっていましたが、 デフォルトが本当に「ポートレート」かは保証できませんので。
setPaperSize() の引数は以下の様に定義されています。/* Paper size */ const PAPERSIZE_LETTER = 1; const PAPERSIZE_LETTER_SMALL = 2; const PAPERSIZE_TABLOID = 3; const PAPERSIZE_LEDGER = 4; const PAPERSIZE_LEGAL = 5; const PAPERSIZE_STATEMENT = 6; const PAPERSIZE_EXECUTIVE = 7; const PAPERSIZE_A3 = 8; const PAPERSIZE_A4 = 9; const PAPERSIZE_A4_SMALL = 10; const PAPERSIZE_A5 = 11; const PAPERSIZE_B4 = 12; const PAPERSIZE_B5 = 13; const PAPERSIZE_FOLIO = 14; const PAPERSIZE_QUARTO = 15; // まだ他にあります
上記のソースを実行してエクセルの「印刷」で開いてみました。
■ワークシートのページ設定(スケーリング)
PHPExcelのページ設定スケーリングメソッドは、図の様に、[ページ設定]ダイアログのスケーリング設定オプションを直接設定できます。
メソッド 初期値 有効メソッド呼出 備考 setFitToPage false setScale 100 setFitToPage(false) setFitToWidth 1 setFitToPage(true) 0:FitToWidth をしない setFitToHeight 1 setFitToPage(true) 0:FitToHeight をしない <?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // ワークシートオブジェクト $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // PageSetupオブジェクト $objPageSetup = $objSheet->getPageSetup(); // FitToPageを有効設定 $objPageSetup->setFitToPage(true); // FitToWidth:1 $objPageSetup->setFitToWidth(1); // FitToHeight:0 $objPageSetup->setFitToHeight(0); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'ABCDEFG'); // [test4-2.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test4-2.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。
■ワークシートのページ設定(余白)
PHPExcelのページ設定の余白設定メソッドは、図の様に、[ページ設定]ダイアログの余白設定オプションを直接設定できます。
これらのメソッドはワークシートオブジェクトから PageMarginsオブジェクト を取得し呼出します。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // ワークシートオブジェクト $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // PageMarginsオブジェクト $objPageMargins = $objSheet->getPageMargins(); // Top 設定 $objPageMargins()->setTop(1); // Right 設定 $objPageMargins()->setRight(0.75); // Left 設定 $objPageMargins()->setLeft(0.75); // Bottom 設定 $objPageMargins()->setBottom(1); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'ABCDEFG'); // [test4-3.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test4-3.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。
※設定値の単位がインチなので以下の計算となる
Top(1) : 1.00×2.54cm=2.540cm⇒2.5
Right(0.75) : 0.75×2.54cm=1.905cm⇒1.9
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今回は PHPExcel で行う「ワークシート」の 「セル」へのアクセス について説明したいと思います。
■座標によるセル値の設定
座標によるセル値の設定は、ワークシートの setCellValue() メソッドを使用して行うことができます。
または、セルオブジェクトを取得してから、セルオブジェクトの setValue() メソッドを呼び出すこともできます。
以下のページと内容は同じですので、参照して下さい。
⇒PHP エクセルファイル出力の方法について(PHPExcel)<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'ABCDEFG'); // [A2]セルに数値設定 $objSheet->setCellValue('A2', 123.56); // [A3]セルにBoolean値設定 $objSheet->setCellValue('A3', TRUE); // [A4]セルに書式設定 $objSheet->setCellValue('A4', '=IF(A3, CONCATENATE(A1, " ", A2), CONCATENATE(A2, " ", A1))'); // [A8]セルに getCell() でセルを取得し、setValue() で文字列設定 $objSheet->getCell('A8')->setValue('test data'); // Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test.xlsx'); exit(); ?>
エクセルは以下の7個のデータ型をサポートしています。
- string:文字列
- number:数値
- boolean:ブール値
- null :ヌル
- formula:数式
- error :エラー
- Inline(or rich-text)string:インライン、リッチテキスト
基本的には、ワークシートの setCellValue() メソッドまたは、セルの setValue() メソッドを呼び出すと、 PHPExcel は PHP のnull、ブール値、浮動小数点数、または整数に対応する適切なデータ型を使用します。
メソッドに渡される文字列データは最も適切なデータ型にキャストされます。 数値文字列は数値にキャストされ ”=” で始まる文字列は数式に変換されます。 数値ではない文字列、または ”=” で始まっていない文字列は、文字列値として扱われます。
これらの「変換」はセルの「値バインダー」によって処理され、カスタムの「値バインダー」を記述して、これらの「変換」の動作を変更できます。
尚 PHPExcel は各種の形式の文字列を、適切な数値や datetimestamp値 に変換し、セルに設定します。
”3/4”などの分数形式の文字列を数値(この場合は 0.75)に変換する分数フォーマットマスク、 ”5%”などの文字列は 0.05 の値に変換され、パーセント形式のマスクが適用されます。
日付の様に見える値を含む文字列は、Excelのシリアル化されたdatetimestamp値に変換され、対応するマスクが適用されます。
以下のソースに例を示します。(分数形式は小数の数値になるとありましたが、実際には”3/4”は3月4日の指定になりました)<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A1]セルに数値文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', '1234.56'); // [A2]セルに数式文字列設定 $objSheet->setCellValue('A2', '=A1*100'); // [A3]セルに分数文字列設定 $objSheet->setCellValue('A3', '3/4'); $objSheet->setCellValue('B3', '=A3*100'); // [A4]セルにパーセント文字列設定 $objSheet->setCellValue('A4', '5%'); $objSheet->setCellValue('B4', '=A4*100'); // [A5]セルに日付文字列設定 $objSheet->setCellValue('A5', '2020/05/10'); // [A6]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A6', 'ABCD123'); // [test3-1.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test3-1.xlsx'); exit(); ?>
■座標によるセル値の設定(日付・時刻設定)
日付および時刻の値は、エクセル内では(単純な浮動小数点値)のタイムスタンプとして保持され、数値フォーマットマスクを使用して、その値が表示されます。
よって、セルに日付を保存する場合は、正しい エクセルタイムスタンプ を計算し、数値形式マスクを設定する必要があります。
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // システム時刻取得 $dateTimeNow = time(); // エクセルタイムスタンプ値に変換 $excelDateValue = PHPExcel_Shared_Date::PHPToExcel($dateTimeNow); // [A1]セルにエクセルタイムスタンプ値設定 $objSheet->setCellValue('A1', $excelDateValue); // [A1]セルの数値フォーマットに日付時刻の設定(yyyy-mm-dd) $objSheet->getStyle('A1')->getNumberFormat()->setFormatCode( PHPExcel_Style_NumberFormat::FORMAT_DATE_YYYYMMDD2 ); // [A2]セルにエクセルタイムスタンプ値設定 $objSheet->setCellValue('A2', $excelDateValue); // [A2]セルの数値フォーマットに日付時刻の設定(yy/mm/dd;@) $objSheet->getStyle('A2')->getNumberFormat()->setFormatCode( PHPExcel_Style_NumberFormat::FORMAT_DATE_YYYYMMDDSLASH ); // [test3-2.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test3-2.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。
PHPExcel_Style_NumberFormat は以下の様に定数が宣言されています。const FORMAT_GENERAL = 'General'; const FORMAT_TEXT = '@'; const FORMAT_NUMBER = '0'; const FORMAT_NUMBER_00 = '0.00'; const FORMAT_NUMBER_COMMA_SEPARATED1 = '#,##0.00'; const FORMAT_NUMBER_COMMA_SEPARATED2 = '#,##0.00_-'; const FORMAT_PERCENTAGE = '0%'; const FORMAT_PERCENTAGE_00 = '0.00%'; const FORMAT_DATE_YYYYMMDD2 = 'yyyy-mm-dd'; const FORMAT_DATE_YYYYMMDD = 'yy-mm-dd'; const FORMAT_DATE_DDMMYYYY = 'dd/mm/yy'; const FORMAT_DATE_DMYSLASH = 'd/m/y'; const FORMAT_DATE_DMYMINUS = 'd-m-y'; const FORMAT_DATE_DMMINUS = 'd-m'; const FORMAT_DATE_MYMINUS = 'm-y'; const FORMAT_DATE_XLSX14 = 'mm-dd-yy'; const FORMAT_DATE_XLSX15 = 'd-mmm-yy'; const FORMAT_DATE_XLSX16 = 'd-mmm'; const FORMAT_DATE_XLSX17 = 'mmm-yy'; const FORMAT_DATE_XLSX22 = 'm/d/yy h:mm'; const FORMAT_DATE_DATETIME = 'd/m/y h:mm'; const FORMAT_DATE_TIME1 = 'h:mm AM/PM'; const FORMAT_DATE_TIME2 = 'h:mm:ss AM/PM'; const FORMAT_DATE_TIME3 = 'h:mm'; const FORMAT_DATE_TIME4 = 'h:mm:ss'; const FORMAT_DATE_TIME5 = 'mm:ss'; const FORMAT_DATE_TIME6 = 'h:mm:ss'; const FORMAT_DATE_TIME7 = 'i:s.S'; const FORMAT_DATE_TIME8 = 'h:mm:ss;@'; const FORMAT_DATE_YYYYMMDDSLASH = 'yy/mm/dd;@'; const FORMAT_CURRENCY_USD_SIMPLE = '"$"#,##0.00_-'; const FORMAT_CURRENCY_USD = '$#,##0_-'; const FORMAT_CURRENCY_EUR_SIMPLE = '[$EUR ]#,##0.00_-';
■座標によるセル値の設定(先行ゼロ付きの数値設定)
数値には先行ゼロがないため、先行ゼロのある数値(電話番号など)を設定しようとすると、値が数値にキャストされるため、これらは通常失われます。 そのため「09088881234」は 「9088881234」と表示されます。
PHPExcel にこの動作をさせない様な方法は2つあります。
1つは、数値に変換されないように、データ型を文字列として明示的に設定する方法です。
2つ目は、数値書式マスクを使用して、先行ゼロ付きの値を表示する方法です。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A1]セルにゼロが先頭に有る数値文字列を、文字列として設定 $objSheet->setCellValueExplicit('A1', "09088881234", PHPExcel_Cell_DataType::TYPE_STRING); // [A2]セルに数値設定 $objSheet->setCellValue('A2', 9088881234); // [A2]セルの数値フォーマットに "00000000000" の設定 $objSheet->getStyle('A2')->getNumberFormat()->setFormatCode('00000000000'); // [A3]セルに数値設定 $objSheet->setCellValue('A3', 9088881234); // [A3]セルの数値フォーマットに "0000-000-0000" の設定 $objSheet->getStyle('A3')->getNumberFormat()->setFormatCode('0000-000-0000'); // [test3-3.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test3-3.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。
■座標によるセル値の設定(配列データの設定)
ワークシートの fromArray メソッドに配列データを渡すことにより、1回の呼び出しでセル範囲に設定することができます。
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // 配列データ $arrData = array( array(NULL, 2018, 2019, 2020), array('Q1', 10, 20, 25), array('Q2', 26, 33, 26), array('Q3', 32, 41, 59), array('Q4', 20, 12, 0), ); // [A2]セルにから配列データ設定 $objSheet->fromArray( $arrData, // 配列データ NULL, // 配列データの中でセルに設定しないNULL値の指定 'A2' // 左上座標(デフォルト:"A1") ); // [test3-4.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test3-4.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイル[test3-4.xlsx]を見てみると以下の様になります。
fromArray メソッドに2次元配列を渡すと、一連の行と列として扱われますが、1次元配列は単一の行として扱われます。
先ずは、横方向の1次元配列の設定を行い、その後で縦方向の設定を行います。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // 横方向の配列データ $arrX = array('Value-1', 'Value-2', 'Value-3', 'Value-4'); $objSheet->fromArray( $arrX, // 配列データ NULL, // 配列データの中でセルに設定しないNULL値の指定 'A1' // 左上座標(デフォルト:"A1") ); // 縦方向の配列データ $arrY = array_chunk($arrX, 1); $objSheet->fromArray( $arrY, // 配列データ NULL, // 配列データの中でセルに設定しないNULL値の指定 'A3' // 左上座標(デフォルト:"A3") ); // [test3-5.xlsx]:Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test3-5.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイル[test3-5.xlsx]を見てみると以下の様になります。
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今回は PHPExcel で行う 「ワークシートの扱い方」 について説明したいと思います。
■PHPExcel オブジェクトの生成と ワークシート の取得
PHPExcel オブジェクトを生成を行うと1個の ワークシート ができているので、その ワークシート・オブジェクト を取得し、 そのオブジェクトの各種メソッドでセルなどに処理を行います。
getActiveSheet メソッドは現在のアクティブなワークシート返しますが PHPExcel オブジェクトを生成直後は1個しかないシートがアクティブとして返されます。
以下のページと内容は同じですので、参照して下さい。
⇒PHP エクセルファイル出力の方法について(PHPExcel)
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'ABCDEFG'); // Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test.xlsx'); exit(); ?>
getSheet メソッドは引数にワークシートの Index 指定を指定しますが、指定が無ければ先頭の Index のシートが返されます。 ワークシートの Index ではなく名前で指定するには getSheetByName メソッドを使用します。
// シート設定:ワークシートの Index 指定 $objSheet = $objBook->getSheet(0); // シート設定:ワークシートの Index 指定無し(Index = 0 と同様) $objSheet = $objBook->getSheet(); // シート設定:ワークシートの名前指定 $objSheet = $objBook->getSheetByName('Worksheet');
■新規 ワークシート の追加処理
新規の ワークシート をブックに追加する場合には createSheet と addSheet のメソッドを使います。
createSheet メソッドは引数の無い場合はシートの最後に追加されます。引数はシートの Index で指定された場合はその位置に挿入されます。
addSheet メソッドは指定されたシートオブジェクトを Index で指定された場合はその位置に挿入されます。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // (1)シート追加 $objBook->createSheet(); // (2)シート追加:シート位置 Index 指定(Index = 0 :ブックの先頭) $objBook->createSheet(0); // 新規ワークシートを生成 $objSheetMyData = new PHPExcel_Worksheet($objBook, 'MyData'); // (3)[MyData]ワークシートをブックの先頭に追加 $objBook->addSheet($objSheetMyData, 0); // Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test2.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。
このワークブックには必ず4個のワークシートが生成されています。
[Worksheet] は最初のPHPExcelオブジェクト作成後は必ず存在します。その後順番に以下の様になります。
(1) [Worksheet 1]はシートの最後に追加されます。
(2) [Worksheet 2]は先頭のシート([Worksheet])の前に追加されます。
(3) [MyData]は先頭のシート([Worksheet 2])の前に追加されます。
■ワークシート のコピー処理
ワークブックの中のコピーしたいワークシートのクローンを生成し、そのオブジェクトをワークブックに追加することでコピー処理となります。
ワークブックへの追加は addSheet メソッドを使用します。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'ABCDEFG'); // [A2]セルに数値設定 $objSheet->setCellValue('A2', 123.56); // 0 番目のワークシート・オブジェクトのクローンを作成 $objCloneSheet = clone $objBook->getSheet(0); // クローンワークシートのタイトル設定 $objCloneSheet->setTitle('Copy Worksheet 1'); // ワークブックへの追加 $objBook->addSheet($objCloneSheet); // Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test3.xlsx'); ?>
出力されたエクセルファイルを見てみると以下の様になります。
他のワークブックからのコピーを行う場合は、そのワークブックの該当するワークシートのクローンを生成し addExternalSheet メソッドで行います。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // [test3.xlsx] ファイルをロードしPHPExcelオブジェクト作成 $objBook = PHPExcel_IOFactory::load('./test3.xlsx'); // PHPExcelオブジェクト作成 $objBookNew = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheetNew = $objBookNew->getActiveSheet(); // [A1]セルに文字列設定 $objSheetNew->setCellValue('A1', 'abcdefghijklmn'); // [test3.xlsx]:[Copy Worksheet 1] シートのクローンを作成 $objCloneSheet = clone $objBook->getSheetByName('Copy Worksheet 1'); // ワークブックへの追加 $objBookNew->addExternalSheet($objCloneSheet); // 追加後のブックでのシート取得 $objSheet = $objBookNew->getSheetByName('Copy Worksheet 1'); // クローンワークシートのタイトル再設定 $objSheet->setTitle('New Worksheet 1'); // Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBookNew, "Excel2007"); $objWriter->save('test3-1.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイル[test3-1.xlsx]を見てみると以下の様になります。
■ワークシート の削除処理
ワークブックからワークシートの削除を行うには、削除対象のワークシートの Index 番号を取得し removeSheetByIndex メソッドで行います。
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // [test3-1.xlsx] ファイルをロードしPHPExcelオブジェクト作成 $objBook = PHPExcel_IOFactory::load('./test3-1.xlsx'); // シート名 "Worksheet" シート設定 $objSheet = $objBook->getSheetByName('Worksheet'); // シートオブジェクトから Index 取得 $intIndex = $objBook->getIndex($objSheet); // Index によるシートオブジェクト削除 $objBook->removeSheetByIndex($intIndex); // Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test3-2.xlsx'); exit(); ?>
出力されたエクセルファイル[test3-2.xlsx]を見てみると以下の様になります。[test3-1.xlsx] の先頭のシートが削除されているのがわかります。
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今回は PHPExcel で行う 「エクセルファイル出力」 について説明したいと思います。
このライブラリですが少し前のもので現在は更新が止まっていまして PhpSpreadsheet を使う様に推奨されています。 ただ、以前のプログラムのメンテ等もあると思いますので、まだまだ使われているのではないでしょうか。
(PHPExcel の使用の説明が終わった後で PhpSpreadsheet の記事を載せたいと思います)
- PHPExcel のダウンロードとインストール
- 簡単なエクセルファイルの登録処理(ローカルフォルダ)
- 簡単なエクセルファイルのダウンロード処理
- ローカルのエクセルファイルを読込み、データ追加後の登録処理
■PHPExcel のダウンロードとインストール
PHPExcel のダウンロードは以下の所から行えます。
【GitHub】PHPOffice / PHPExcel
⇒https://github.com/PHPOffice/PHPExcelClone or download ボタンをクリックし更に Download ZIP をクリックででダウンロードが開始されます。
以下の様に HTML ドキュメントのフォルダに展開します。 私のテスト環境はWindows上の xampp で行いますので C:\xampp\htdocs\ フォルダの中に _phpexcel フォルダを作成し PHPExcel-1.8.zip を展開しました。■簡単なエクセルファイルの登録処理(ローカルフォルダ)
簡単なエクセルファイルの登録処理として、エクセルの先頭セルに 'ABCDEFG' の文字列を設定し、エクセルファイルをローカルフォルダに書込みます。 手順としては以下の様になります。
- PHPExcel ライブラリの読込
- PHPExcel オブジェクトの生成
- エクセルのシートを取得し、先頭セルへの値設定
- エクセルのファイル形式を指定し登録
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'ABCDEFG'); // [A2]セルに数値設定 $objSheet->setCellValue('A2', 123.56); // [A3]セルにBoolean値設定 $objSheet->setCellValue('A3', TRUE); // [A4]セルに書式設定 $objSheet->setCellValue('A4', '=IF(A3, CONCATENATE(A1, " ", A2), CONCATENATE(A2, " ", A1))'); // Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test.xlsx'); exit(); ?>
new PHPExcel(); でPHPExcelオブジェクトの作成の結果として新規のワークブックが生成されます。
このワークブックには必ず1個のワークシートが生成されています。
ワークシートは1個しかないので、アクティブなワークシートはその1個のワークシートが該当します。
よって getActiveSheet() メソッドでシートオブジェクトを取得します。 (getSheet(pIndex) メソッドでも同じことが出来ます。引数 pIndex は「0」からのワークシートのIndexです。)
後は、ワークシートオブジェクトの setCellValue() メソッドで文字列、数値、Boolean値、書式の設定を行います。
最後にエクセルファイルを保存するのですが PHPExcel_IOFactory クラスの静的メソッドの createWriter を使って PHPExcel_Writer_IWriter オブジェクトを生成します。 PHPExcel_Writer_IWriter オブジェクトの唯一のメソッド save で保存します。保存結果は以下の様になります。ワークシートオブジェクトの getCell() メソッドでセルオブジェクトを取得し、 セルオブジェクトの setValue() メソッドを使って以下の様にすることもできます。
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getSheet(0); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->getCell('A1')->setValue('ABCDEFG'); // [A2]セルに数値設定 $objSheet->getCell('A2')->setValue('123.56'); // [A3]セルにBOOLEAN設定 $objSheet->getCell('A3')->setValue(TRUE); // [A4]セルに書式設定 $objSheet->getCell('A4')->setValue('=IF(A3, CONCATENATE(A1, " ", A2), CONCATENATE(A2, " ", A1))'); // Excel2007形式で保存する $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, "Excel2007"); $objWriter->save('test1-2.xlsx'); exit(); ?>
■簡単なエクセルファイルのダウンロード処理
上の例ではローカルのフォルダーにエクセルファイルを保存しましたが、PHPのプログラムから直接ブラウザに対して送信する方法があります。 手順としては以下の様になります。
- PHPExcel でシートデータを作成する
- 出力するドキュメントタイプをHTTPヘッダーでブラウザに送信する
- PHPExcel_Writer_IWriterで“php://output”に出力する
上記のソースを以下の様に変更します。
<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // PHPExcelオブジェクト作成 $objBook = new PHPExcel(); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A1]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A1', 'ABCDEFG'); // [A2]セルに数値設定 $objSheet->setCellValue('A2', 123.56); // [A3]セルにBOOLEAN設定 $objSheet->setCellValue('A3', TRUE); // [A4]セルに書式設定 $objSheet->setCellValue('A4', '=IF(A3, CONCATENATE(A1, " ", A2), CONCATENATE(A2, " ", A1))'); // ブラウザへの指定 header('Content-Type: application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet'); header('Content-Disposition: attachment;filename="test.xlsx"'); header('Cache-Control: max-age=0'); // Excel2007形式で出力 $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, 'Excel2007'); $objWriter->save('php://output'); ?>
この処理は注意する点があるのですが、エクセル出力を行う前までに、ブラウザに対して表示出力を行うとダウンロード処理がうまくいきません。 PHP開始タグ <?php のタグの前に空白を入れず、PHP終了タグ ?> の後に最大で1つの改行を入れます。
■ローカルのエクセルファイルを読込み、データ追加後の登録処理
これまでは新規にエクセルファイルを作成する処理でしたが、サーバ側のローカルフォルダに存在するエクセルファイルを読込み、 その後データを追加する処理を説明します。
new PHPExcel(); でPHPExcelオブジェクトの作成している部分を PHPExcel_IOFactory クラスの静的メソッドの load を使ってエクセルファイルを読込み PHPExcelオブジェクト を生成します。
尚、ブラウザに対してファイル名にシステム日付と時刻を付加して返しています。<?php // ライブラリ読込 require_once './PHPExcel-1.8/Classes/PHPExcel.php'; // [test.xlsx] ファイルをロードしPHPExcelオブジェクト作成 $objBook = PHPExcel_IOFactory::load('./test.xlsx'); // シート設定 $objSheet = $objBook->getActiveSheet(); // [A5]セルに文字列設定 $objSheet->setCellValue('A5', 'abcdefghijk'); // ブラウザへの指定 header('Content-Type: application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet'); header('Content-Disposition: attachment;filename="test'.date("Y-m-d_His").'.xlsx"'); header('Cache-Control: max-age=0'); // Excel2007形式で出力 $objWriter = PHPExcel_IOFactory::createWriter($objBook, 'Excel2007'); $objWriter->save('php://output'); ?>
FireFox でのダウンロードの表示は以下の通りです。
この方法は、テンプレートファイルを作成しておきクライアント側からの要求により対応するデータを設定し、 クライアントのブラウザに出力するといったことに使えると思います。