「がん」の診断が下されるまで
前回記したように、「総合病院への紹介状」を持って総合病院を受診することとなりました。
こちらは地方の1都市の最大の公立病院にかかることとなりました。 10以上の診療科がある総合病院で、ドクターヘリが屋上に常時スタンバイしている病院ですので、 泌尿器科の専門医がいらっしゃいます。
泌尿器科でかかる前に、「検尿」と「血液検査」を行いました。 受診した医者は最初、膀胱炎などを疑っていたようで、尿道から前立腺、さらに膀胱のなかをスコープで見てもらいました。
結果は、特に問題は見つかりませんで、膀胱炎でもなく、前立腺も少し腫れているがそこまででもないとのことで、 血尿の原因は特定できず、この日はとりあえず帰宅となりました。
取り敢えず、帰宅したのですが原因がはっきりせず、もやもやとした感じでした。
再度の「血尿」が発生
数日後、疲れからなのか夜半に「血尿」が出てしまいました。 再度の「血尿」なので驚いてしまい、翌日例の病院を受診することとなりました。
前回の検査などを含めても原因を特定できていなかったので、今度はCT検査を行うことになりました。
私自身、今までMRI検査は受けたことが在ったのですが、CT検査は初めての体験でした。
CT検査は造影剤を静脈から入れて、X線によるクロマトグラフィーで、要は体の中を輪切りにした画像を連続でとるような感じです。
CTの検査装置に横たわり「はい、息を吸って、そこで止めて」などとこれを数回行いました。 ちょっとドキドキでした。 造影剤による副作用もあると、CT検査の誓約書に書かれていましたので、心配でしたが、特に問題はありませんでした。
しかし、本当の問題は、これからだったのです。
CT検査の結果を診察室に戻って、担当医から説明を受けたのですが、右の腎臓にがんとみられるものがあって、 腎臓に入ってくる静脈の方に広がりつつあるので、早急に手術での切除が必要であるとの診断が下されました。
CT検査の画像を担当医と一緒に見ながら説明を受けてはいたのですが、がんと聞いて一瞬「えっ」てな感じで、思考が停止しました。
自分自身は今後どうなるのかとか、後どのくらい生きられるのか、などと頭の中がぐるぐると廻っていました。
担当医はこともなげに「右腎臓を全摘出すれば問題ないですよ。他への転移も無いようなので」と言われました。
私の妻も同席していましたが、「やるしかない」と背中を押してくれたので、手術することになりました。
このあとは手術へと話が進みますが、それは「その3」の方で記していきたいと思います。
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