今回は、SPREADのヘッダカラム及び、通常のシート上のセルの連結方法についてです。
ヘッダカラムのプロパティ「ColumnHeader」の「Cells」で連結するセルの「ColumnSpan」プロパティに そのカラムから右方向に連結するセル数を指定します。
通常のシート上のカラムも同様に「Cells」で指定したセルの「ColumnSpan」を設定します。
以下のソースは、フォームロード時にSPREADの初期化を行っています。 アクティブシートのカラム数、ヘッダ行数を設定した後で、 ヘッダカラムに、行位置とカラム位置を文字列化したものを設定しています。
フォーム表示後、ボタンをクリックすると、ヘッダの1行目のカラムを1個置きに連結します。 また、シート上のカラムを1行置きに、2個ずつ連結しています。
下図は、最初、フォームが表示された時の様子です。
その後、ボタンをクリックした結果が以下の図です。
尚、ActiveSheetのメソッドである「AddColumnHeaderSpanCell」「AddSpanCell」を使っても同様のことができます。 このメソッドは上記の、「ColumnSpan」プロパティへの設定を行っているだけだとは思いますが。
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2016/02/29:の時の情報
ヘッダカラムのプロパティ「ColumnHeader」の「Cells」で連結するセルの「ColumnSpan」プロパティに そのカラムから右方向に連結するセル数を指定します。
通常のシート上のカラムも同様に「Cells」で指定したセルの「ColumnSpan」を設定します。
以下のソースは、フォームロード時にSPREADの初期化を行っています。 アクティブシートのカラム数、ヘッダ行数を設定した後で、 ヘッダカラムに、行位置とカラム位置を文字列化したものを設定しています。
フォーム表示後、ボタンをクリックすると、ヘッダの1行目のカラムを1個置きに連結します。 また、シート上のカラムを1行置きに、2個ずつ連結しています。
Public Class Form1 'フォームロード時にSPREADの初期化 Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load 'SPREADがフォーカスを持っていないときにセル枠の表示をしない設定 Me.FpSpread1.RetainSelectionBlock = False 'SPREADのアクティブシートのカラム数を6に設定 Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnCount = 6 'SPREADのアクティブシートのヘッダ行数を2に設定 Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnHeaderRowCount = 2 'ヘッダカラムに文字列設定 For row As Integer = 0 To Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnHeaderRowCount - 1 For i As Integer = 0 To Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnCount - 1 '行位置 + " - " + カラム位置 Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnHeader.Cells(row, i).Value = row & " - " & i Next Next End Sub 'ボタンクリックでカラム連結処理 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click 'ヘッダーのカラムを2個ずつ連結する For i As Integer = 0 To Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnCount / 2 - 1 Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnHeader.Cells(0, i * 2).ColumnSpan = 2 Next 'シート上のカラムを1行おきに、2個ずつ連結する For row As Integer = 0 To Me.FpSpread1.ActiveSheet.RowCount - 1 '行番号が偶数?? If row Mod 2 = 0 Then 'カラムを2個ずつ連結する For i As Integer = 0 To Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnCount / 2 - 1 Me.FpSpread1.ActiveSheet.Cells(row, i * 2).ColumnSpan = 2 Next End If Next End Sub End Class
下図は、最初、フォームが表示された時の様子です。
その後、ボタンをクリックした結果が以下の図です。
尚、ActiveSheetのメソッドである「AddColumnHeaderSpanCell」「AddSpanCell」を使っても同様のことができます。 このメソッドは上記の、「ColumnSpan」プロパティへの設定を行っているだけだとは思いますが。
'ボタンクリックでカラム連結処理 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click '行ヘッダーのカラムを2個ずつ連結する For i As Integer = 0 To Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnCount / 2 - 1 Me.FpSpread1.ActiveSheet.AddColumnHeaderSpanCell(0, i * 2, 1, 2) Next 'シート上のカラムを1行おきに、2個ずつ連結する For row As Integer = 0 To Me.FpSpread1.ActiveSheet.RowCount - 1 '行番号が偶数?? If row Mod 2 = 0 Then 'カラムを2個ずつ連結する For i As Integer = 0 To Me.FpSpread1.ActiveSheet.ColumnCount / 2 - 1 Me.FpSpread1.ActiveSheet.AddSpanCell(row, i * 2, 1, 2) Next End If Next End Sub
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