冬の季節、こちら北陸では「雪起こし(ゆきおこし)」と言われている雷が頻発します。
日本海側では冬型の気圧配置が強まると、大陸からの寒気の吹き出しによって日本海から日本列島に風が吹くのですが、 その時海からの水蒸気によって雲が発生します。 その雲が日本列島の山にぶつかると積乱雲となって雷を発生させます。この時気温が低いため多くの雪を降らせます。
それで、雪が降る時に発生する雷のことを「雪雷」または「雪起こし」と呼んでいます。
この「雪雷」ですが、昔から発生はしていましたが、最近の気候変動の影響もあってか大きい雷が発生しています。 一晩中、雷が発生しなかなか眠れないこともあります。
さて、北陸では冬の季節は雷による 瞬時停電 がよく発生します。 蛍光灯がチラッと消える場合もあれば、気が付かない時もあります。 こんな時、無停電電源が無かった昔はパソコンで作業をしていて、 いきなりリセットが掛かり今入力していたプログラムが飛んでしまったことが多々ありました。
雷のゴロゴロが聞こえた時にはすぐにソースのセーブや、資料の登録を行ったり、 パソコンの電源を落として雷がおさまるのを待ったりしていたものでした。
その後、内部にバッテリーを搭載した無停電電源なるものが現れて、 瞬時停電(約して瞬停とも言いますが)からパソコンを守ることが出来る様になりました。
私が利用しているのはオムロン(OMRON)の無停電電源で BY50S です。 仕様は以下の通りです。
- 容量:500VA/300W
- バックアップ時間:120W/約12分
- 自己診断機能付き
- 自動シャットダウンソフト付属
オムロンと言えば一般の方には、体温計や体組成計などでおなじみですが、 工場などで使われる制御機器一般の部品やシステムを製造販売している会社です。
昔は制御関係のソフトなどを作成していましたので、オムロンの製品をよく利用しました。 使用経験から、非常に信頼のおける会社だと思います。
価格は18,000円前後で購入できると思います。
20,000円以下でパソコン(仕事)を守れるのならば安いのではないでしょうか。
私が使用している本体は既に4年経過していて、去年の夏に中のバッテリーを交換しました。 バッテリー自体は3年ぐらいはもつようですが、出力ワット数で交換時期は変化します。
(尚、装置が異常に熱くなった場合は即時交換です。ピーピーという警告音が鳴ります。)
価格は9,000円前後で購入できると思います。
バッテリーの回収方法はオムロンのサイトで確認して下さい。
(回収は無料ですが、送料は掛かります)
オムロンの無停電電源を紹介致しましたが、今後は冬だけでは無く地球温暖化で気候が激しくなってきています。
雷の発生率も昔よりは高くなってきていますので、無停電電源は必需品だと思います。
プログラマーにとってプログラム・ソースや仕様書などの資料が飛んでしまっては元も子もありませんので。
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